ここにくれば松島が日本三景の一つだと納得できるはず、

その松島の中でも屈指のスポット、「大高森」と

嵯峨渓遊覧船をご紹介します。

松島が“日本三景”と呼ばれる理由は、

穏やかな海に浮かぶ島々の重なり、光に照らされて揺れる松の緑。

そこには、長い年月をかけて自然が描いた壮大な景観が

広がっています。

そして海へ向かえば、嵯峨渓の断崖がまったく別の表情を見せてくれ

荒々しい岩肌と波の音が響くそこは、松島の“もう一つの顔”で

あり、海とともに生きてきた人々の歴史を感じさせる

舞台でもあります。

東日本大震災を経て、奥松島は大きな傷を負いながらも、

地域の力で復興の道を歩んできました。

今ここに立つと、絶景の美しさだけでなく、海とともに生き続ける

人々の強さと温かさが、旅人の心にそっと触れてきます。

松島を“日本三景”と実感する旅は、奥松島から始まります。

大高森の静かな壮観、嵯峨渓の迫力、そして復興の今を

めぐる旅へ、あなたを誘います。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

大高森の絶景 ― 松島の全景が一望できる場所

 

奥松島を訪れたなら、まず向かいたいのが大高森です。

 

山道をゆっくりと登り、木々の

間から光が差し込む道を抜ける

と、視界が一気に開けます。

(登山時間 役20分~)

途中ベンチあり。双眼鏡があれば一層

便利です。

 

言葉が出ないほどの青さと、登ってきた疲れ全てを

吹き飛ばすような景色が。

海の深さと空の鮮やかさ、波のきらめきが目に飛び込んできます。

「松島の全景を見渡すなら大高森」と言われる理由は、

この圧倒的な眺望にあります。

震災後、地域の人々が守り続けてきたこの景観は、

変わらず旅人を迎え入れています。

 

嵯峨渓の迫力 ― 松島の“もう一つの顔”に出会う

 

大高森の静かな壮観を味わったあと、向かう海は、

海蝕(かいしょく)地形「嵯峨渓」です。

遊覧船がゆっくりと湾を離れると、穏やかだった海の景色が徐々に

変わり、切り立った断崖が目の前に迫ってきます。

長い年月をかけて波が削り出した岩肌は鋭く、荒々しく、

自然の力強さをそのまま形にしたような迫力があります。

穏やかな松島湾とは対照的なこの景観は、松島が単なる静かな

景勝地ではなく、海の厳しさと美しさが共存する場所で

あることを教えてくれます。

船内の様子

 

松島湾内を巡る観光船と違って小型船ですが

その分、それぞれの島に接近してくれます

 

海鳥たちが声をあげて舟についてきます。

以前は売店でかっぱえびせんが売っていたのですが、

今は禁止されています。

船長さんのガイドトークもかなり面白くて楽しめます。

 

出航してまもなくめずらしい牡蛎(かき)の養殖棚、かなり近くで

見ることができました。

宮城が誇る種牡蠣「松島種」について|和がき – 宮城県産牡蠣(かき)の出荷基地

ここで作られた種牡蛎が各地の産地で使われているんだそうです。

大量にでる牡蛎のカラは植物の肥料になるんだとか。

■ 基本情報

大人3名様以上で運航

●遊覧船案内所の営業時間は8:15〜17:00 年中無休
●運航時間 ◎4月~9月 08:45~16:00

◎10月~3月 08:45~15:00

■料金
運賃表 嵯峨渓(外海コース) 荒天候時代替えコース
所要時間 60分 45分
おとな(中学生以上) 2,000円 1,500円
こども(小学生) 1,500円 1,000円
松島↔奥松島コース(定期)
所要時間 片道25〜35分 大人(中学生以上) こども(小学生)
片道料金 750円 400円
便 出発時間 到着時間
松島→奥松島 10:30 10:55
奥松島→松島 12:30 12:55

 

■「大高森」・「嵯峨渓」へのアクセス

 

JR仙石線「野蒜駅」より車もしくはタクシーで約10分

駐車場

・登山口前(数台)、またはあおみなの駐車場(100台)

・奥松島縄文村歴史資料館の駐車場(30台)

※どちらの駐車場も無料

■徒歩の場合

野蒜駅から大高森入り口・・・徒歩一時間の遊歩道が整備。

野蒜駅構内レンタサイクル

 

レンタサイクルサービスは、「野蒜駅」に併設された

「奥松島イートプラザ」で提供されています。

クロスバイクや電動アシスト自転車が利用可能。

■料金 2時間で500円、4時間で1,000円、

9:00-18:30で1,500円

奥松島の復興の今 ― 海とともに生きる人々の時間

 

東日本大震災で大きな被害を受けた奥松島は、長い時間をかけて

少しずつ、確かな歩みで復興を続けてきました。

生活の生業である漁業も思うように再開できなかった日々。

それでも、この地に暮らす人々は「海とともに生きる」

という思いを手放すことはありませんでした。

港には再び漁船が並び、朝の浜には漁師たちの声が戻ってきました。

遊覧船も運航を再開し、大高森や嵯峨渓を訪れる旅人の姿が

少しずつ増えていくにつれ、地域には新しい活気が生まれています。

観光と漁業が支え合いながら、奥松島は“本来の日常”を

取り戻しつつあります。

それが地元の漁師たちが始めた「漁師民宿」です。

「自分たちの暮らしをそのまま伝えよう」と

始まった取り組みは、不可欠な存在になりました。

朝獲れの魚を囲む食卓、訪ずれた人を漁船で海を案内する時間、

家族のように迎えてくれる温かさ―― そこには、

震災を乗り越えようとする人々の強さと優しさが息づいています。

漁師さんと行く奥松島の漁業体験

― 海の暮らしに触れ、地域を支える旅へ

 

奥松島では、地元の漁師さんと一緒に海へ出て、

普段は触れることのない“本物の漁”を体験できます。

震災後、漁業だけに依存しない新しい収入源として始まった

これらの体験は、 地域の経済を支える大切な柱になっています。

✨ 奥松島で体験できる漁業プログラム

― 普段は触れられない「本物の漁」を旅の思い出に

 

奥松島では、地元の漁師さんと一緒に海へ出て、普段の旅では

味わえない“本物の漁”を体験できます。

ここでは、代表的な体験プログラムを、内容・料金・所要時間を

含めてわかりやすく紹介します

伝統の追い込み漁法体験

 

数百年の歴史を持つ伝統漁法を、漁師さんと一緒に体験できる

人気プログラム。

■体験内容

① 松島湾の入り江を網で塞ぎ、満潮時に入ってくる魚を

竹の棒で海面を叩いて追い込みます。

② 自分で捕った魚は、無人島などで新鮮なうちに調理して

食べられるのも魅力です。

■料金

大人:日帰り 7,700円/1泊2食 13,000円~/1泊3食 17,000円~

子ども:日帰り 6,600円/1泊2食 11,000円~/1泊3食 15,000円~ (保険料・税込)

基本情報

  • 運営:ハーバーハウスかなめ
  • 営業:通年、年中無休
  • 時間:09:00~18:00

 

ワカメ収穫漁

 

春の奥松島の風物詩。海に入り、手でワカメを刈り取る体験。

■体験内容

① ワカメが最も育つ3〜5月がベストシーズン。

② 実際に海に入り、手で収穫することで“食卓のワカメ”との

違いを実感できます。

■所要時間

約1〜1.5時間

■基本情報

  • 受付:奥松島体験ネットワーク事務所

 

刺し網漁体験

予約 |

 網を引き上げる瞬間の緊張感は、忘れられない

思い出になります。

所要時間:約1時間

時期:春から秋(4月〜10月)が最適。

獲れる魚:カレイ、アイナメ、シャコ、ソイ、アナゴ、コチ、ヒラメ

 

料金:1人3,300円(3人以下で催行の場合はグループで11,000円)

 

服装と装備

  • 防水加工:防水加工の上下がおすすめです。
  • 滑りにくい靴:マリンブーツや長靴が適しています。
  • 手袋:手を保護するためのゴムや厚手の作業用手袋。
  • 帽子やサングラス
  • 着替えとタオル

・クーラーボックス(漁獲物持ち帰り用) ・氷

かご漁体験

海底に仕掛けたかごを引き上げると、カニや貝が姿を

見せる人気体験。

■所要時間

約1時間

■時期

4〜10月

■料金

  • 1人 3,300円
  • ※3人以下の場合はグループで11,000円

持ち物

  • クーラーボックス(持ち帰り用)

   予約ホーム

船釣り体験

 

現役漁師が“釣れるポイント”へ案内。初心者でも安心して楽しめる。

■体験内容

① 漁師さんがその日の最適ポイントへ案内

② 釣った魚は民泊で調理してもらえることも

③ ブリ・ワラサ・イナダなど大型青物を狙える日も

■安全対策

  • 現役漁師が担当
  • 海上体験用の安全マニュアル
  • 損害賠償・旅客不定期航路の保険加入済み

時期

4〜10月(魚種により変動)

■料金

  • 4,000円(餌・竿付き)
  • 所要時間:約3時間以内

シーカヤック体験

水面との距離が近く、静かな海を“散歩する”ように楽しめる。

■体験内容

① 水面の近さに驚くほどの臨場感

② 動力音がないため、自然の音だけを感じられる

③ 陸から行けない小さなビーチや洞窟にもアクセス可能

■時期

4〜10月

■料金

4,000円

■所要時間

約3時間

奥松島体験ネットワーク

 

操船体験

 

漁師の隣で漁船を操縦する、奥松島ならではの貴重な体験。

■体験内容

① 漁船を操縦し、魚を網にかける漁法を学ぶ

② 松島外洋部の絶景を眺めながらの操船

③ 漁獲物は持ち帰り可能

■安全対策

  • 事務所と漁船で連絡を取り合いながら実施
  • インストラクター講習を受けた指導者がサポート

■料金

  • 2,000円

■所要時間

約1時間

 

奥松島の民泊で過ごす体験

 

漁業体験を終えたあと、旅の余韻を深めてくれるのは

地元の民泊で過ごすひとときです。

窓からは松島の海が見える素晴らしいロケーション

●庭にも素敵な花が咲いており、さりげなく飾ってある客室。

● その日に獲れた魚が並ぶ食卓

● 震災を乗り越えた人々の言葉に触れる

● 朝、海沿いの漁師宿に響く漁船のエンジン音。

 

民泊で過ごす時間は、震災の記憶や復興の歩みを、

”この地に生きる人の声”として

感じられる貴重な機会です。

奥松島民泊で海鮮料理つくり体験

 

奥松島の民宿では、宿泊と同時に新鮮な海の幸を使った

料理体験や漁業体験が楽しめます。

材料込み・手ぶら参加OK.

■料金  3,000円前後

●漁師直伝の魚さばき体験。

●民泊で作るウに・イクラ料理。

●民泊で作る海鮮料理。

特に「民宿かみの家」と「漁師民宿 桜荘」が人気です。

料理の出来上がりは各自で試食!

 

🏡 奥松島・宮戸地区の民泊紹介

 

― 海の暮らしと人の温かさに触れる宿

■ 民宿 山根(やまね)

 

海の幸と家庭的な温かさが魅力の老舗民宿

月浜海岸のすぐそばにあり、海風が心地よく届く静かな宿です。

浴室からは砂浜と水平線が広がり、贅沢な時間を過ごせます。

泊まる – 東松島観光物産公社

民宿 山根:東松島市公式ウェブサイト

 

■ 基本情報

チェックイン:14:00

チェックアウト:10:00

料金:1泊2食付き 8,250円(税込)~

夕食 5時30分 朝食 7時30分

※最新の料金は宿へご確認ください

  • 住所:宮城県東松島市宮戸字三サ河38
  • 駐車場:あり
  • アクセス:JR野蒜駅から車で約13分(8.1km)

 

畳の和室で味わう魚介たっぷりの夕食は、どこか懐かしい

“田舎に帰ってきたような安心感”があります。

名物女将の温かいもてなしと、湯の花が舞うお風呂は、旅人を

やさしく迎えてくれます。

 

 民宿 かみの家

 

漁師料理と海の眺めが自慢。体験プログラムとの相性も抜群

月浜海岸がすぐそばで、部屋から海を望めるロケーションが魅力です。

漁業体験や船釣り体験と組み合わせると、

自分で釣った魚を夕食にしてもらえることもあり、

旅の満足度がぐっと高まります。

 

■基本情報          

チェックイン:15:00

チェックアウト:10:00

  • 夕食:18:00
  • 朝食:7:30
■宿泊料金

大人8,000円~、小学生7000円~

※1室大人3名様以上の場合

 

【漁業体験プラン】漁業体験は朝に行います。

  • 大人 10,500円~

  • 小学生以下 8,000円~

かご漁・操船体験ができるお得なプランです。

近くに店はないので、途中で用意が必要です。

汐さいの宿 ちどり館

 

東日本大震災後に再建された清潔感のある宿で、広い食堂があり

大人数にも対応できます。

月浜海水浴場が近く、夏の海遊びや無人島体験の拠点としても便利です。

 

汐さいの宿 ちどり館公式サイト

 

■基本情報

チェックイン:15:00

 チェックアウト:10:00

■アクセス

JR野蒜駅から車で12分

鳴瀬奥松島ICから車で22分

・仙石線野蒜駅から車(タクシー)で12分

・鳴瀬奥松島ICから車で22分

■宿泊料金

大人
子供(小学生以上)
1泊2食付
8,500円
7,000円
1泊朝食付
6,000円
5,000円
素泊まり
5,000円
4,000円

■利用者の声

「食事の量が多く、食べきれなかった揚げ物を翌日のお弁当に

してくれた」という温かい声も寄せられています。

 漁師民宿 桜荘(さくらそう)

 

“獲れたての海の幸”を味わえる、漁師が営む人気宿

奥松島の新鮮な海の素材にこだわった、漁師が営む民宿です。

提供する食材の50%以上が地域産で、その日の朝に獲れた魚介を

“いちばん美味しい食べ方”で提供してくれます。

松島人気ランキング1位

 ■基本情報

チェックイン 15:00 (最終チェックイン:18:00)

チェックアウト  09:30

■特典

  • モーニングコーヒーサービス(AM 6:30より)
  • 朝刊サービス
  • アクセス
    JR野蒜駅より車で15分。
    鳴瀬・奥松島ICより車で15分。
    送迎可※要事前予約

野蒜駅まで迎えはPM16:30、送りはAM8:30

  • 駐車場
    有り マイクロバスもとめられます。

     

    大高森まで車で3分とアクセスも良く、

    オルレの拠点としても人気。

「新鮮な魚介を食べたい」という旅人にぴったりの宿です。

さいごに

旅には、景色だけでは語れない“心の揺らぎ”があります。

奥松島を歩きながら、復興の足跡に触れ、海の匂いを吸い込み、

人の営みの温かさにふれた時間は、きっと読者の心にも静かに

残るはずです。

この地を訪れる理由は、人それぞれ。

絶景を求める人もいれば、癒しを求める人もいる。

けれど、ここに流れる穏やかな時間は、誰にとってもやさしく

寄り添ってくれます。

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。