うちわ祭りは毎年7月20日~22日の3日間、埼玉県熊谷市で
行われる八坂神社の祭礼で、
12基の山車・屋台が巡行する豪華絢爛な祭りです。
2024年はコロナ禍だった4年間のブランクを復活させ、
本来の”熊谷うちわ祭り”が見られそう。
今年は休日開催です! 大盛り上がり間違いなしですね!
下記クリックで好きな項目に移動します☆
うちわ祭り2024
《行宮(あんぐう=一時的な宮殿》
行宮(あんぐう=仮の宮)ではお賽銭を納めるとこちらの
うちわをいただくことができます。
うちわ祭の記念に、ぜひ手に入れてみてください!
建制順と年番
熊谷うちわ祭りでは、8つの地域が順番に年番町となり運営されて
います。
この8つに、年番町にならない4つの地域が加わり合計12地域の
山車や屋台が熊谷囃子を鳴らしながら街を練り歩き、
「疫病退散」「五穀豊穣」「商売繁盛」を祈願するお祭りです。
町名 | 年番建制順 |
第壱本町区 令和6年年番町 | 一 |
第弐本町区 | 二 |
筑波区 | 三 |
銀座区 | 四 |
弥生町区 | 五 |
荒川五 | 六 |
鎌倉区 | 七 |
仲町区 令和5年年番町 | 八 |
熊谷うちわ祭りの日程とスケジュールは?
《7月20日》6時00分~: 渡御(とぎょ)祭という熊谷うちわ祭
の始まりを告げる行事、これは
⓵ お祭りのときには神社で神さまを神輿に乗せて、神輿が神社の
境内から出る、たくさんの人が神輿をかついで街を
練り歩きますよね。これが神輿渡御です。
② 神輿渡御をする理由は、神さまが神輿にのって街を練り歩き、
大きな力を振って人々の「災い」を清めるためです。
⓷ そして練り歩きのときに神輿を激しく揺さぶるのは、
さらに神さまの力を高めて豊作や大漁を願うのです。
④ 神輿をかつぐ理由は人より高い位置でかつぐことで
「神さまを尊敬する気持ち」を表しています。
練り歩きで途中で休憩するときも、神輿を地面に置かず
台の上に置いているのです。
19時00分~: 12台の山車・屋台が熊谷駅前に集まり、初めての
叩き合いが行われます!
開催時間:13:00~15:30
会場:国道17号周辺
《7月21日》
13時~16時頃:
巡行祭(じゅんこうさい)
国道17号周辺
18時00分~: 巡行叩き合いが行われます。
《7月22日》
09:00~ | 行宮祭(あんぐうさい) | 御仮屋で祝詞を奏上 |
19:30~ | 曳っ合せ(ひっあわせ)叩き合い | 市役所入口交差点、お祭り広場 |
19:30~ | 年番送り | 〃 |
22:00~ | 還御祭(かんぎょさい) | 御仮屋~本宮 |
年番送りが開始される17時~に向けて、各町の山車・屋台が
お祭り広場へと向かっています。
今年の年番町を務める、鎌倉区(令和4年の年番)も
やってきました!
年番町の到来を知らせる提灯が先頭で掲げられています。
曳っ合せ(ひっあわせ)叩き合い
お祭り広場は四面ともが山車・屋台で囲まれました!
ここからは見どころの一つ、叩き合いが行われます!
年番送り(ねんばんおくり)
叩き合いが終わったところで、年番送りの式典がスタート。
今年の年番町による挨拶。
↓
続いて 火消しの舞の奉納。
↓
木遣(きやり)の奉納。
↓
今年の年番町から、来年の年番町へと、年番札の送り渡しが
されました!
年番札を四方にお披露目していきます。見応えがある瞬間!
来場者・祭典関係者の多幸を祈り、手拍子3回を3回
繰り返します。
還御発輿祭(かんぎょはつよさい)
御輿をお仮屋から本宮まで担ぎ送ります。
行宮で還御祭が執り行われていきます。
神事、お祓い、祝詞奏上などが実施されていきます。
還御祭が終わったら、いよいよお神輿が動き出します!
御幣、神職の方を先頭に、お神輿行列ができました。
12町区の紹介 7月20~22日の日程 map 交通規制&迂回路
アクセス
電車
JR上越・北陸新幹線、高崎線、秩父鉄道「熊谷駅」
北口より徒歩約5分
車
① 関越自動車道「東松山IC」より国道407号経由で
約15km約25分、
「花園IC」より国道140号経由で約16km約25分
② 東北自動車道「羽生IC」より国道125号経由で約20km約30分
駐車場
熊谷うちわ祭りでは下記の6箇所の駐車場が用意されています。
ただしお祭り当日はかなり混雑しますので、必須!早めの利用。
⓵ 熊谷市役所:20~22日(17:15~23:00)
② 熊谷地方庁舎:20~22日(08:00~22:00)
③ イオン熊谷店:20~22日(19:00~23:00)
④ 八木橋第1駐車場:20~22日(19:00~23:00)
⑤ 八木橋パーク仲町駐車場:20~22日(19:00~23:00)
⑥ 熊谷スポーツ文化会館(無料送迎バスあり):
21~22日(21日11:00~22:30、22日14:00~22:30)
熊谷駅周辺にも有料駐車場があります。
《最後に》
「日本人は祭り好き」と言われるほど、お祭りは日本の伝統文化
として根づいていますよね。
お祭りでは神輿(みこし)をかついで練り歩くのが定番ですが、
「神輿渡御(みこしとぎょ)」という言葉は、
あまり聞き慣れなれないとおもいます?
しかも神輿やお祭りは身近に感じていても、神輿の歴史は
意外と知られていないようです?
お祭りには神輿や神輿渡御は欠かせないので、今後も変わらず
多くの人に受け継いでいってほしいものですね。