アクアワールド茨城県大洗水族館では、
来春2022年3月21日、開館20周年を迎え、記念事業がめじろ押し。
関東最大級となる1万匹のクラゲが漂う「くらげ365」やホホジロサメ
やジンベイサメの泳ぐ様子をVR(バーチャル・リアリティ)で楽しむ
水槽「SHARKLIUM(さメVR水槽)」と
15000匹のイワシが光とBGMに合わせて群れ動く
「IWASI LIFE」を一日3回開催する。
今年6月に誕生した絶滅危惧種のサメ「シロワニ」の赤ちゃんが
「世界の海ゾーン」水槽にデビュー。
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《茨城の海との出会い》【IWASI LIFE】
総水量1,300tを誇る「出会いの海の大水槽」は、平成14年の開業以来、
アクアワールド茨城県大洗水族館の目玉。
来春2022年に開館20周年を迎えるにあたり、
「茨城の海との出会い」という原点に帰り、
過去最多の約15,000匹のイワシ飼育に取り組み、
茨城の海を光とBGMに合わせて乱舞するイワシの群れを披露。
海中での過酷な環境で
イワシたちがたくましく生き抜く姿「IWASI LIFE」を、
水槽を通して生命の尊さを感じることができます。
海中でのいわし「鰯」の日常(life)
海の生態系の中では”食べられる”弱い立場。
海中では群れをつくって敵を避けながら生活をしています。
大きな群れの塊(かたまり)となることで、
イワシが個々に狙われる確率を下げていると言われています。
その一方で、
水槽内の展示されているイワシたちにエサをあげると、
波しぶきを上げながら一斉に激しく泳ぎ回る光景を
目にすることができます。
普段のいわしの持つイメージとは異なる「強さ」を感じる姿です。
ここでは、”弱い”と思われがちなイワシたちが、
水槽全体を力強く躍動する「強い」イワシたちの姿を
発見することができます。
茨城県は”まいわし”漁獲量が日本一!
茨城県沖は、親潮と黒潮が交わる「潮目(しおめ)」と
呼ばれる海域として、プランクトンが豊富であるため
多くのイワシが生息する漁場であり、
水量1,300トンを誇る「出会いの海の大水槽」は
茨城県沖の潮目を表現しており、
潮目の生き物の生態をみることができます。
潮目を知らないと釣りの成果は上がらない?
潮目とは、海面で海水の境目。
海の中には水温、流れ、塩分濃度が異なる部分があり、
これらの塊がぶつかり合うことで潮目ができます。
潮目は海底のプランクトンが巻き上げられるので、
小魚や大型の回遊魚が集まる絶好のポイントです!
海の色が違って見える部分がぶつかっていたり、風で波立っていたり、
泡立っていたりするのが潮目です。
筋のようなものが細長く伸びているように見え、
潮目は常に移動しています。
2F 「出会いの海の大水槽」で【IWASI LIFE】の開催
開催時間
1回目 10:00~ 2回目 12:00~ 3回目 14:00~
魚なので、イルカやアシカのように訓練はできないので、
同じタイミングで同じところにエサを撒くことを繰り返して
おぼえさせることで、イワシの群れを誘導することができるそうです。
ただ、イワシは年に数回、数千匹単位で補充が必要になるそうで、
その時はイワシの群れも混乱することがあるとか。
日本初!シロワニの赤ちゃん 2021・10・12 常設水槽にデビュー
2017年に絶滅危惧種としてあげられています。
文献によると、交尾後12ヶ月で出産とされていたため、
交尾を確認してから15か月、6月17日早朝、突然変化が起き、
今度は頭の先端が見え、小ザメは胎内で反転し体を折り曲げながら、
顔をのぞかせたのです。
親ザメが体を大きくくねらせた次の瞬間、
子ザメはスルリと滑り出すように出産され、
のたうち回るように泳ぎだしました。
シロワニはどんなサメ?
グレーの背中と白い腹でシロワニは体長は3mほどのサメです。
サメなのにワニと名前が付いているのは、
昔 サメがワニと呼ばれていた名残とか。
シロワニの子宮は2つあり、卵は親の胎内で孵化、
一度に最大2子を産み育てることができます。
生息地 大西洋の温帯~熱帯域、地中海、インド洋~西部太平洋
おとなしい性格のサメで、胃の中に空気を飲み込んで浮力を調節します。
水槽でも空気を吸うため水面に上がってきます
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
電話番号:029-267-5151