(ひのはらむら かのといわ)
東京都で唯一の「村」として知られている檜原村(ひのはらむら)。
村の93%を森林が占めるという東京都の秘境に
存在するといわれているパワースポット、「神戸岩(かのといわ)」。
北秋川の支流、神戸川上流部の赤井沢を挟んで位置する岩壁で
下流側から見て右側が高さ約100 m、左側が高さ約80 m。
岩の間を流れる赤井沢は滝が連続する狭い峡谷となっており、
岩の間を縫う遊歩道が設置されている。
神戸岩という名前の由来は、
下手から見ると石の扉が開きかけているように感じられ、
天岩戸(あめのいわと)を想像させる。
またその延長線上には大嶽神社があるため、
ここを神域への出入口と見立て、
神域の戸岩=神戸戸岩=神戸岩となったという説が有力。
神様がここを通って大嶽神社へ行かれるんですね。
神戸岩の手前の川沿いには大きなモミジがいくつかあるので、
檜原村の代表的な紅葉おすすめスポットです。
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東京都天然記念物【神戸岩】神秘的な渓谷歩き!
1960年(昭和35年)に東京都から天然記念物として指定されました。
高さ約100mの岩盤が両側にそそり立つ「神戸岩」は、
2億5千万年前の露出した地層が神秘的な景観をつくりだして、
神戸川の流れに沿って遊歩道があり、
鎖を頼りに通り抜けることができます。
帰りは林道のトンネルを通って戻ることができますが、
トンネル内で数メートル暗闇になる区間があるので
足元には注意しましょう。
(ヘッドライト、ペンライトなど持参)
幅は谷底で約4mで谷底はひと続きになっています。
急流のためにできた甌穴(おうけつ)もあり、
典型的な峡谷をつくっています。
神戸岩に行く途中にはロッヂ神戸岩というキャンプ場があって、
その中を通る道を突っ切った先にあります。
なんとこの「天然記念物 神戸岩」ですが、《ロッジ神戸岩》
の所有物だそうで天然記念物を所有してるってすごいですね!
基本情報 観光協会 アクセス
住所 東京都西多摩郡檜原村神戸8083-3
Tel : 042-598-0069 Fax : 042-598-0071
電話でのお問合せ時間 9:00~16:30 檜原村観光協会
JR五日市線武蔵五日市駅から西東京バス藤倉行きバス35分。
車:圏央道あきる野ICから五日市街道経由30km40分
標高約450m 歩行時間 1:30
「神戸岩入口」バス停より徒歩約40分。
北秋川に沿って道を上流へ進み、郷土資料館の250mほど先にある
神戸大橋(青色)の手前を右折。
左手には神戸川に沿って神戸の集落を抜けて山間へ入り、
渓流に沿って山奥へ進むとトイレ付きの駐車場(10台ほど)があり、
そこから徒歩約2分。
正面には大きな岩壁が見えています。
ガードレールの右側は渓流、左側に神戸岩の石碑と案内板がありました。
遊歩道入口の先は橋になっています。
この先にトンネルがあり、
このトンネルをくぐると神戸岩の裏側にいくことができます。
はしごや鎖場が怖い場合は、トンネルを通って
逆側から神戸岩を見ることができます。
神戸岩へのアプローチ!
ガードレールの切れ目から「神戸岩」へスタート、
中央のはしごとその下の木の橋が見えますか?

手前の岩から右方向の木の橋へと移動します。
木の橋を渡り終えると、ハシゴになります。
ここまで来ると、滝と水辺のせいか夏でもかなり涼しいです。
紅葉の時期などはかなり寒くなりそうですね。
木の橋は、そんなに高い場所に架けられている訳ではないので、
怖さはありません。
ハシゴですが、 高さは3mほど。
登山道の途中にかかっているようなハシゴで、
両脇に鎖がついていますが…ハシゴを登るときに使わないですよね。
このルートを戻ってくる人がいて、
もし、
このハシゴのところで行きあったら、
降りてくる人を
優先させてあげてください。
登った先はかなり狭いところです。
こんな道が200メートルくらい続きます。
はしご、鎖、下を見ると清流と少しはどきどきですが、
登山のように起伏が激しいわけでも無いし、距離も短い、200mほど。
岩と岩が迫っているのが見えるところまで来たら、
絶景の見えるポイント【神戸岩】に到着です。
できればあの険しい道も、
神戸岩の絶景を見るための楽しみの一部なので、
歩きやすい靴でぜひチャレンジしてください。