《御神木が伐り出される赤沢自然休養林 長野県上松町》
2033年(令和15年)に予定される式年遷宮の準備は
すでに行われています。
2000年前の伝統や文化・技術が世代を超えて途切れる
ことなく引き継がれていくこの組織のすごさ!
新宮の御用材となるひのきを数百年かけて育成する
地元民の熱意と誇り、伝統技術の継承など
どれを取っても真実のSDGsですよね!
御用材の伐採・奉搬に関する諸祭です。
御神木をお迎えするまでの流れを書いてみました。
下記クリックで好きな項目に移動します☆
御神木のお祭り 御杣始祭~御神木祭
6月3日の「御杣始祭(みそまはじめさい)」が、
伊勢神宮の神事で、
6月4日~6日の「御神木祭(ごしんぼくさい)」
が上松町のお祭りです。
後半の「御神木祭」のみ一般参加ができます。
「御杣始祭(みそまはじめさい)」
長野県上松(あげまつ)町赤沢自然休養林で2025年6月3日に開催。
御杣始祭(みそまはじめさい)は木曽の山から用材を切り始める重要な神事で標高1200mに位置する山中で行われ、儀式には350人が参列。
御杣始祭の最大の見どころ
斧(おの)のみを用いた伝統的な伐採技術にあり、
高さ26m、幹の直径がそれぞれ64㎝と62㎝の2本、
推定樹齢はどちらも300年、
御神木はご神体を納める「御樋代(みひしろ)」の御用材となる。
作業は純白の作業着に身を包み、伝統的な技法、木の三方向から
同時に斧を入れることで倒木する「三ツ紐伐り(みつひもぎり)」
で行われる。
斧入れから1時間半を経て御神木は横たわりました。
伐採した切り株には
「鳥総立て(とふさたて)」
として
樹木の枝の先端や細い部分
を差し、杣夫全員で一礼し、
感謝を表します。
伐採した御神木はふもとまで運ばれ
両先端を菊の紋章の形に削る「化粧がけ」が施されます。
「化粧がけ」後は一晩安置されます。
切り落とされた木々片は見物客に配られ、神棚などに
供えるという。
いよいよ翌日(4日)から、「御神木祭」のはじまりです。
「御神木祭」
参加は事前申し込み制。一人5,000円
御神木を奉曳車に乗せ、何百人もの人数で木遣り歌を歌いながら、
上松駅前の奉安所へ運びます。
これがお木曳き(おきひき)行事です。
翌日4日には御神木を台車に乗せて町内を引き歩き、関連行事が
行われ、6日には伊勢神宮に向けて出発しました。
用材を伐り出す山を御杣山(みそまやま)といいます。
御杣山(みそまやま)
鎌倉時代まで皇大神宮(内宮 こうたいじんぐう)は神路山、
豊受大神宮(外宮 とようけだいじんぐう)は高倉山が
御杣山でしたが、良質の御用材の確保が困難になり、
1709年第47回式年遷宮以降は木曽の山から
伐り出されてきました。
山口祭(やまぐちさい)
御用材伐採に当たり「山の口に坐す神」をおまつりします。
古式にのっとり、神路山、高倉山の山口で執り行われ、
内宮・外宮それぞれの神域の山のふもとにいる神に、
用材を切り出す山へ入る許しを求め作業の安全を祈る儀式です。
第六十三回神宮式年遷宮御神木奉迎送
御神木奉迎送(ごしんぼくほうげいそう)
20年に一度の御神木の旅がはじまりました。
今回、上松町から運ばれる御神木は、内宮用・外宮用・
予備木の3本。
御神木を長野の山から、三重の伊勢神宮まで運ぶ特別な行列。
御神木(ごしんぼく)が地域を通るのは、とってもめずらしい出来事です。
次に見られるのは、なんと20年後!!今しか見られない、とっておきの瞬間です。
御神木愛知県に到着
愛知県では、
長野県上松町で切り出された御神木を、国道41号線沿い
善師野(ぜんじの)PAで長野県より引き継ぎます。
令和7年6月6日に愛知県犬山市の針綱神社に迎えられ、
犬山城下で「お木曳き(おきひき)」行事が行われました。
犬山祭の車山(やま)6輌が、御神木に前後して供奉しました。
そして2泊3日をかけて、途中15ヶ所で御神木奉迎送祭を執り行い
真清田神社(ますみだ)
16:50~17:20 お木曳(おきひき)
17:55 御神木 境内奉安所に到着
18:10~18:50 御神木奉迎祭
御神木滞泊(6月7日
愛知県内の行程(6月6日〜8日)
針綱神社
犬山祭の車山に先導されて針綱神社に到着
手前は犬山城
合言葉「太一(たいいつ)」
のぼりやハチマキ、ハッピなど御神木に関わる場所では
「太一」という文字が至る所に掲げられています。
これは、伊勢神宮の用材を運ぶときに古くから伝わるもので、
いろいろの説があり、「最も大切な」「最も尊いもの」と
され、「天下に一つの大事な仕事、最高のものを届ける」と
いう意味や願いも込められているということです。
伊勢神宮への献上品などのにも使用されるものとか。
6月8日 御神木奉迎送スケジュール
真清田神社
7:40~7:50 奉納演奏 彩響衆 樂
8:00~8:30 御神木奉送祭(ほうそうさい)
8:50 出発式
9:00 御神木三重県に出発
御神木三重県入り
6月8日
桑名市(午後5時頃)
伊勢大橋南詰:河川敷広場駐車場
↓
桑名神社(春日神社)までお木曳行事
↓
神社周辺では歓迎の石取祭りなど賑やかに行われました。
ご神木を3本ずつ積んだ2台のトラックは、
伊勢国一の鳥居・七里の渡し跡を通り、
桑名宗社までの約700メートルを進み、
ユネスコ無形文化遺産の山車38台に前後を守られ、
木遣り唄の掛け声に合わせてそろいの法被(はっぴ)を着けた
奉仕者約1470人にお木曳きされ、沿道には約3万人の市民が
詰めかけ、ご神木を大きな拍手で奉迎。
6月9日
朝(7時半頃)桑名市を出発
↓
四日市市 中央緑地公園前を通過、日の丸小旗を振っての
お迎えとお見送りが行われました。
↓
午前中、鈴鹿市 令和7年6月9日(月)、

鈴鹿市では初めての御樋代木奉迎送行事が行われました![]()
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前回の20年前は鈴鹿は道路でお見送りのみでした。
場所は、
神舘飯野髙市本多神社(こうたついいのたかいちほんだじんじゃ)
周辺で石取祭りなど賑やかに行われました。
↓
鈴鹿市役所前周辺までお木曳行事
↓
午後、津市 国道23号線上浜2丁目付近から栄町2丁目交差点まで
お木曳行事と津市郷土芸能のパレード
↓
夕刻~夜 三重縣護國神社で津市を始め県内郷土芸能の奉納
6月10日
朝(8時頃):津市を出発
↓
伊勢までの道中、松阪市・明和町で日の丸小旗を振って
お迎えとお見送りが行われました。
↓
松阪市:JAみえなか本店 様 駐車場
↓
明和町:珈琲屋らんぷ明和店 様 駐車場
↓
伊勢市 雨の中、午前11時ごろ度会(わたらい)橋東詰到着
21発の祝砲が上がり、詰めかけた市民が拍手で出迎えた。
↓ 3本の御樋代木のうち、1本がトラックからお木曳車に
積み替えられ、伊勢神宮奉仕会青年部のメンバーらが、
「よい、よい、よい」の掛け声に合わせ、木を縄で車に
固定する伝統の荷締め作業を披露した。
御神木伝統の荷締め作業
は、伊勢神宮の式年遷宮において重要な役割を果たします。
⓵ 各奉曳団の代表者が集まり、荷締め講習会が行われます。
② 御神木は奉曳車に固定され重さを考慮した荷締めが行われます。
⓷ 御神木を運ぶ際には地域の伝統行事が行われました。
お木曳車は午後1時半頃に外宮へ向けて出発。
木遣 り唄が響き渡る中、地元の子ども約60人を含む奉曳団の
代表ら約400人が、約200メートルの綱2本を引っ張り、
↓
御樋代木は午後3時半前に外宮北御門に到着。
トラックで外宮に運ばれた2本の御樋代木と共に、神宮職員や、
伊勢青年団体連絡協議会のメンバーらが五丈殿に引き入れた。
ご神木が伊勢神宮外宮へ、この「陸曳(おかひき)」で
一連の奉曳行事が締めくられました。
以前にこんな記事をかいています。
よかったらごらんください。
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