風鈴の前身はお寺の屋根の四隅に吊られ、風で鳴ることで
魔除よけになる風鐸(ふうたく)です。
この風鐸が、日本に仏教とともに伝わったと言われており、
当時の日本では、強い風は流行り病や邪気などの災いを運んでくると
考えられていました。
風鐸は、その音が聞こえる範囲は聖域とされ、災いから守ってくれる
ものとしてお寺の軒の四隅に吊るされるようになったのだそう。
当時は青銅製だったので、今の風鈴のような軽やかな音ではなく、
鈍くて重い音だったと言われています。
平安時代には、貴族が魔除けとして軒先に吊るしていたそうで、
「風鈴」という呼び名は、この頃から使われるようになったと
されています。
長崎を通して、ガラスの文化が入り,ガラスの風鈴も
つくられるのですが、当時はまだ高価なものでした。
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風鐸から軽やかなガラス風鈴に・・・「風鈴は夏のもの」
庶民の手に届くようになると、日当たりの良い南側の縁側に
つるされるようになり、暑い時期は伝染病が流行りやすかったこと
などから、魔除けの意味もあって吊るされたのではないかと?、
そのためか、この頃の風鈴は、魔除けの色である赤いものが多いのです。
その時代の流行の絵柄や縁起の良い絵、粋なものを描いていた。
宝船と松を描いて、宝を待つとか・・・・。
野菜のかぶと小判を描いて、家富と小判・・・・。
絵柄の特徴は、丸い部分に内側から色付けするので制限があり、
あまりゴチャゴチャには描けません。
また、夏の終わりから秋にかけて鈴虫が鳴くようになり、風鈴の音と
鳴き声が似ていることから風鈴は次の年まで仕舞われ、
「風鈴は夏のもの」という風習が生まれたとか。
ガラスの【江戸風鈴】伝統と品質が保証されたブランド風鈴
見た目も涼しげなのがガラス製の「江戸風鈴」。
時代と共に、赤色は暑苦しいので見た目も涼しげな金魚や植物などが
描かれたものが人気となりました。
やっぱり“この道、一筋”「日本の風情を伝える」
江戸風鈴は江戸時代に江戸で昔ながらの製造を続けている風鈴に
与えられる商標です。
現在は「篠原風鈴本舗」、「篠原まるよし風鈴」の2つの製造所のみが
受け継ぐ伝統工芸品で、全てが手作りで一つ一つの形や音色が
微妙に異なる特徴を持ちます。
江戸風鈴作りで大変なことって?
① 形が曲がらないようにとか、良い音色が出るように神経を使う。
⓶ また、溶けた硝子を型や箸類を使わないで形を整える事は、難しい。
③ 溶けた硝子が硬くなる前に形をつくる。
④ 鳴り口のギザギザをつくるのが大変。
リーズナブル!お気に入りのタイプをみつけよう!
昔ながらの定番「金魚 朝顔」などオーソドックスなデザイン性と、
一つ一つ手作りだからできる自然な音色です。
多分、ほとんどの家庭は風鈴を1つしかないとおもうし、
1つの風鈴を何年も使えます。
長く使えるものだからこそ、昔ながらの伝統技が詰まった
高品質のものを買う価値が高いのでは、
料金は以外にリーズナブル!
安いタイプでは1,000円台から~
手軽に購入できる公式オンラインショップを用意しています。
江戸風鈴は庶民向けに普及した風鈴なので、料金は意外なほど
リーズナブルです。
江戸風鈴の種類と音色の違い
江戸風鈴は3つのサイズと5つのタイプがあります。
サイズ
小丸 直径約8cm×高さ約7cm
中丸 直径約10.5cm×高さ約9cm
大丸 直径約12cm×高さ約11cm
タイプ
① 小丸 江戸風鈴のもっとも基本的な形
「キンキン」とした音色を奏でる
⓶ 特選小丸 通常の小丸に比べ使用している絵具・色数などが
多く絵柄に手が込んでいる。
⓷ ひょうたん ひょうたん型で音色は「カランカラン」
④ しんすい お寺の釣り鐘のような形状で音色は小丸より少し深い
⑤ すずらん 小丸より小さく花のすずらんの形、
音色は小丸より少しかん高い
音の基本:江戸風鈴の音色で昼寝ができる!
鳴り口のギザギザで、やさしい音色がでます。
内側の絵もとても綺麗です。
昼寝が出来る夏の暑い日に窓を開けきって音色で昼寝をする
至福のひととき!
《篠原まるよし風鈴》江戸風鈴の名入れ オーダーメイド
江戸風鈴の名入れ
名前を一つ一つ墨で書き、背景にぼかしの入った短冊模様を入れて制作。
プレゼント、企画のイベントなどにもオススメ。
料金 300円(税抜き)
オーダーメイド
デザインを決めたり、準備が必要なので通常のものより高価になります。
5個前後の場合は一つ約3000〜4000円ほど、
また一点ものの場合はもう少し高くなります。
JR・山手線「御徒町」駅(おかちまち)北口下車8分
都営地下鉄・大江戸線 「新御徒町」駅 改札口(A2)より1分
東京メトロ・銀座線「稲荷町」駅下車 6分
《篠原風鈴本舗》
〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町4-22-5 (9:00~18:00)
(12~13時はお昼休みです)