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スポーツ振興の神【亀戸香取神社】アスリートの勝利の祈りを届ける!

 

今やご利益の噂を聞きつけた方が各地から参拝に訪れる

「スポーツ振興の神」として有名な 亀戸香取神社があります。

ですが、最初から「スポーツの神」だったわけではありません。

元々は「戦の神様」として武将や武道家の厚い崇敬を受けていた

長い歴史ありながら、どういう経緯で「スポーツの神」として

広まっていったのでしょう。

また、かつてこの周辺が「亀戸大根」の栽培の中心地だったことで、

境内に「亀戸大根の碑」と記された石碑が建てられています。

 

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亀戸香取神社は「最初は戦の神様」その由来は

 

亀戸は大昔、海に浮かぶ小さな島であったと言われています。

亀の形に似ていたことから「亀島」などと呼ばれ、その後、年月を経て

陸続きとなりました。

香取神社の創立は、665年までさかのぼります。

「大化の改新」を進めたことで有名な藤原鎌足公が、この亀の島に

船を寄せ、香取大神を祀って太刀を納め、そして旅の安泰を

祈ったのが始まりです。

 

平将門が乱を起した時、藤原秀郷(ひでさと)が当神社にこもり、

戦勝を祈願して戦いに臨んだところ、めでたく乱を治めたので

感謝の意として勝利した際に使った弓・矢を奉納、「勝矢」

命名されました。

その藤原秀郷というのは、当時の弓の三大名人のひとりで、

5人で引いても打てない矢をたった一人で引いてしまうほどの

剛力の持ち主であったそう。

現在でもこの古事により勝矢祭(武者行列)が5月5日にあります。

2021年は武者行列は中止です。祭典は行われます。

「戦の神様」がどのように「スポーツの神様」につながっていったのか?

 

きっかけは

宮司さんがテレビの駅伝放送を観戦中、

「これって戦いじゃないか?!」

競争相手との「戦い

自分との「戦い

であることを思いつき、

これからの日本は戦争はしない、「スポーツの神様」が良い!!

これが、スポーツの神様として世に浸透する始まりでした。

 

どのように「スポーツの神様」として広まっていったのか?

 

テレビ朝日がたまたまきて「スポーツの神様」の話をしたところ、

その放映日の翌日

亀戸香取神社のお守りを紹介!

 

”昨日テレビでみた「勝守(かちまもり)」ください。”

という人が押し寄せてきて《半年分の勝守》がわずか5日間で完売!

という非常事態がおこったのです。

「勝守(かちまもり)」      

ソース画像を表示

 

 

亀戸香取神社は苦難に勝つということで

お守りも勝つことに特化。

勝負強さだけでなく、

勝負に対する粘り強さにも

ご利益があると言われ、己との闘いを見守ってくれる強い味方の

お守りです。

自分自身との闘いはスポーツにおける勝負事だけではなく、

受験で最後まで全力を出し切ることや、

病気に負けない強い精神を保つ支えとなってくれます。

誰かとの闘いだけでなく、自分の目標などに打ち勝つことも自分自身との

闘いになります。

 

亀戸香取神社の名物「勝運袋(かちうんふくろ)」

 

まず亀戸香取神社の社務所にて「勝運」の文字が書かれたお守りの袋を

受け取ります。(500円)

境内の至る所に敷かれている砂利から1つ白い石を探し出し、

手水舎で清めてお守りの袋の中に入れ、祈願します。

 

 

スポーツの神様香取神社

東京の恵み「亀戸大根」

 

普通の大根(青首大根)より小ぶりで、にんじんを少し大きくしたぐらい

の大根です。

先がクサビ状にとがっているのが特長。

江戸末期に栽培が始まり香取神社周辺が栽培の中心地になっていました。

当時はほかの大根がまったく無い時代でもあり、根も葉もともに浅漬けに

して美味しいことから、大変な人気だったということです。

現在では葛飾に3軒の農家で栽培されているだけです。

「亀戸大根の碑」栽培発祥を記念して平成11年に建立

 

地元の名産として、「亀戸大根」を広く知ってもらい、亀戸の伝統と歴史

を別の側面から認識してもらおうと活動が行われています。

このような活動にも「かめの会」は積極的に協力しています。

本物は細い大根です

そびえ立つ大根の碑の奥にスカイツリーがそびえ立つ

なんとも不思議な光景?

「かめの会」とはこんな人たちの集まりです。

① 「亀戸が好きだ」 ⓶ 「亀戸を愛してる」③「亀戸を良くしたい」 

④ 「住むなら亀戸」⑤ 「働くなら亀戸」 ⓺ 「なんでも亀戸」

⑦ 「亀戸においでよ」

福分けまつり・・・大根収穫祭

 

 毎年、地元の小学校で「亀戸大根」を栽培してもらい、出来上がった

大根を持ち寄り、神社境内で「大根収穫祭」を行います。

毎年来場者に「亀戸大根」や「味噌汁」を配り、大変な好評です。

有名アスリートの灯篭が並ぶ神社

鳥居をくぐって一番手前に引退された吉田沙保里選手の燈籠が

ありました。

 

体育系の学生で賑わっています。

夜になると火が灯って綺麗です

 

東京都江東区亀戸3-57-22   

電話  03-3684-2813

営業時間  9:00-17:00(無休)

JR総武線、東武亀戸線「亀戸」駅より徒歩約10分

 

2021の勝矢祭の武者行列は中止になりました。

オリンピック、パラリンピックも中止になっても仕方がないのですが、

今、世の中はコロナ一色の話題でもちきりです。

この意味でもひとつでも明るい話題があれば、

わたしは東京オリンピックの開催と無事成功を祈っています。

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。