氷川神社の末社には、日本唯一の気象神社があります。
気象予報士を目指す人の合格祈願や
大事な行事に備えて天気を祈願する人が訪れるマニアックな神社です。
ご祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)で、
日本一物知りの神様です。
伊勢神宮の相殿(あいどの)や
戸隠(とがくし)神社、
秩父神社
などに祀られていますが、全国でこの神を祀った神社の数は、
それほど多くありません。
角度や立場を変えて思い(八意)、
さまざまな結果を比較したうえで
総合的に分別する(思兼)ということは、
気象現象を解明するうえでの基本と同じであることから、
この神様が選ばれたのだと思います。
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気象神社のご利益
元々は陸軍気象部にあり、勤務前に気象員が的中を祈願していました。
調査ミスにより無事生き延びた「強運の神様」!
戦後、GHQの神道指令により公的機関のなかに設けられた神社は
撤去されるはずであったが、
気象神社は調査ミスによりさいわいにも生き延び、
1948年に高円寺氷川神社の境内に遷座されて現在に至っているという。
現在の社殿は当時のものではなく2003年に新たに造営された
比較的新しいものに変わっている。
知恵と強運をも兼ね備えている神様を祀る強運の神社。
気象予報士を目指す者でなくとも、
ここぞという試験の前にはぜひ訪れたい。
下駄型の絵馬が迎えてくれる
気象神社は高円寺氷川神社境内の西側にあり、
まず目に入るのは下駄の形をした絵馬。
奉納された絵馬を見ると、
野外ライブや野外イベント、
結婚式や棟上げなど晴天を願うものが目立つほか、
「脱・雨男&雨女」、
そして「ストップ脱毛、増毛祈願」といったものも見られ、
笑いを誘われる。
十数年前から気象予報士の合格祈願に足を運ぶ人が増え、
インターネットなどでも存在が知られるように。
絵馬などが登場する映画「天気の子」が公開されると、
週末には1日700~800人が訪れ、参拝の行列ができた。
かつて1台のみだった絵馬掛けは、今や8台に。
![](https://koenji-hikawa.com/kisho_jinja/img/item04.png)
《各 500円》
授与品(神札・御守・下駄絵馬など)
平日 : 9時~14時 土日祝日 : 9時~16時
《気象カード守り 500円》
財布にも入れやすい形状なので人気があり、
携帯しやすいので、
その分、ご利益も上がるのでは、
ビジネスマンへのお守りとしてもおすすめ。
![好天守](https://oceana.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/01/item09-450x450.png)
御朱印の受付…授与所に休日あり!
初穂料 500円
御朱印 (書置きのみの授与) 8月16 、17日(社務休日)
平日 : 9時~14時 土日祝日 : 9時~16時
御朱印帳に手書きしていただく場合は休業日以外の
参拝をおすすめします。
アクセス方法
高円寺氷川神社は東京都杉並区にあります。
最寄り駅はJR中央線・総武線の「高円寺駅」です。
高円寺の南口を出たら、目の前にロータリーが広がっています。
駅を背にしてロータリーを左に進むと緩い坂道になっているので、
その道を進んだ先にあります。
時間にして徒歩3分くらいですね。
昔ながらの東京の街を思わせる雰囲気の中に溶け込むように
存在する神社です。