催し物

⛩都内最古のお稲荷さん!下谷神社二年に一度の大祭で先陣を切る!

下谷神社大祭は1000年以上の歴史があり

東京下町で1番早い夏祭りです。

毎年5月上旬に開催されて、

お祭が待ちきれない下町江戸っ子が集まります。

境内からその周辺道路には100軒を越える露店が

ズラリと並び、訪れる人の数も尋常ではありません。

今回は都内最古のお稲荷さん!といわれている

「下谷神社(したやじんじゃ)」をご紹介しますね。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

”神とひと” 人々が一つになる大切な「祭り」!

 

JR上野駅から浅草通り沿いを歩いて10分ほど。

通りに面した大きな赤鳥居をくぐり、

真っすぐ進むと、石造り鳥居が目に入ってきます。

その奥にあるのは“下谷神社”。

奈良時代に創建され、東京都で最も古い稲荷神社です。

現在の社殿は、

大正12年に起こった関東大震災後の区画整理にともない、

昭和3年に現在の地に移り、昭和9年に完成したもの。

「まず祭りを復興する」 関東大震災後に生まれた想い

 

関東大震災で失われたのは社殿だけでなく、

お神輿も震災の被害を受け、

祭りも途絶えてしまいました。

ですが、大正15年にはお祭りが行われ、

お神輿を担いだという記録があります。

震災後3年、

神社は仮社殿、

氏子たち(氏神が守護する地域に住む人々)

はバラック小屋暮らし、

祭りの復興にもお神輿の再建にも補助金は全くない、

そんな状況でも、氏子たちが話し合い、

”まず祭りを復興する”と決議し、

大正15年にはみんなが一緒になり神輿を担いだといわれています。

記録によると家が1軒たつほどの資金が集まり、建造されたそうです。

後世に誇れる立派な絵を天井に掲げたい 拝殿天井絵“龍”

 

社殿内部の天井には龍の絵が掲げられています。

下谷神社2

この天井絵は、朦朧体”という独特の技法で横山大観画伯の作品。

関東大震災後、仮社殿を経て社殿新築の際、

氏子一同の”後世長く誇り得る如き立派な絵を天井に掲げたい”

という願いで依頼、制作が開始されました。

拝殿絵に何を描くかは特にお願いせず、お任せしたと聞いています。

天井絵“龍”は現在、

神社の絵馬や、オリジナルの御朱印帳、御守りに用いられています。

横山大観の作品の特徴「朦朧体(もうろうたい)」

 

「朦朧体」とは
色彩の濃淡によって構図や被写体の形、光の加減などを表した技法。

江戸の祭りは下谷から 下谷神社本祭

 

医療が発達していなかった時代、

病の退散を願って神へ祈願をささげたのが、

祭りの起源の一つといわれる。

”コロナ禍だからこそ祭りはやるべき”

との思いから「感染防止を徹底しつつ、人々の不安を慰めたい」と

夏祭り開催に踏み切る。

祭の主役はやっぱりお神輿

「千貫(せんかん)」と言われる本社神輿と、

各町内ごとの神輿(町神輿)が

各町を渡御(とぎょ:神様が地域を渡って街を清め福をもたらすこと)

します。

本社神輿の宮出し(神社を出発すること)は早朝6時台。

そこから、各町会や同好会の担ぎ手から担ぎ手へと渡されながら、

設定された東上野周辺のコースを半日かけて巡回します。

コースにはJR御徒町駅からJR上野駅の東側という繁華街も

含まれており、大変な賑わいと注目を集めてきました。

千貫神輿は神輿 のうちで特に大きいもの

 

「千貫」の 貫 は、重さの単位であり現在では約3.75tに相当し、

特に大きな 神輿 のことを「千貫神輿」というようになった。

都内最大級を誇る 浅草 ・ 鳥越神社 の御本社神輿が、

元祖千貫神輿として有名。.

令和4年度 大祭日程

 

5月6日(金) 大祭式 午後1時 祭典
5月7日(土) 里神楽(さとかぐら)奉納 終日
5月8日(日) 本社神輿山車巡行 午前9時~午後4時
お囃子 終日

 

下谷神社 本祭

 

《下谷神社》

東京都台東区東上野29-8

TEL:03-3831-1488

東京メトロ銀座線「稲荷町駅」 徒歩1分
都営大江戸線「新御徒町駅」 徒歩5分
JR「上野駅」 徒歩5分

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yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。