催し物

「TOKYO FLOWER CARPET2022」 丸の内で3月19日~21日開催!5万本の花でつくる役者絵 !

「TOKYO FLOWER CARPET 2022」は、

東京都の大規模文化事業助成の一環として開催され、

世界に誇れる文化、アートを、日本、そして東京の中心である

行幸通りから、新しい感動を発信していきます。

「TOKYO FLOWER CARPET 2022」では、

事前に募集した200名の市民参加者と

世界各地で創作を続ける花絵師の藤川靖彦さんの監修のもとに

48m2(6m×8m)の巨大な花の歌舞伎絵を5枚つくります。

作品のテーマは“トウキョウ リスタート”。

コロナ収束への期待と時代をアップデートする思いを込めて。

花は使用後に「お花のスケッチブック」として再生され、

都内の特別支援学校に寄贈される。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

「花絵(インフィオラータ)」とは

 

インフィオラータとは、

イタリア語で『花をまく』という意味の、400年以上続くイベントです。

復活祭以降地上にとどまっていたキリストが、

天へと帰る日を祝う聖誕祭の日に、

市民が教会までの道のりを花や種子等で宗教画を描くもので、

世界各国で行われています。

花の短い命の中で成り立つアートはその瞬間の美しさを求め、

多くの観光客が訪れます。

花で作り上げる参加型アート

 

もちろん完成した作品も大きな喜びですが、

最大の魅力はアーティスト1人ではなく、

参加者がチームとなり協力をしながら作品を作っていく

その過程にあります。

花びらを敷き、絵が少しずつ完成へ近づいてくると、

チームの絆も深いものへと変化していきます。

インフィオラータが出来上がる過程は?

 

通常、午前2時間+午後3時間、計5時間の創作となります。

午前中は、切り花を花びら状にカットして色別に仕分ける作業を行い、

午後から花絵の創作を行います。

花絵の制作

 

下絵の上にカラーサンドや花を置き、色をつけていく作業。

カラーサンドを使うことで、

⓵ 面全体で透水できます。

② 高い保水性が維持できます。

③ 降雨時「水溜まり」が出来ず、すべりません。

④ 表面が細かい凸凹のため水はねがなく、雨に濡れてもすべりにい。

作品の参加人員は20㎡の作品の場合、20~30名で創作。

贅沢でコミュニケイションを強化できるイベント

 

インフィオラータは約5時間の間、

数千本~数万本の花と過ごせる贅沢なイベントであるとともに、

インフィオラータを通じ、

コミュニケーション力を学ぶことができます。

藤川靖彦プロフィール(右側の方)

生年月日:1961年4月14日(54歳)

日本大学芸術学部演劇科卒業

2006年よりインフィオラータの

国際連盟が設立され、 

2年に一度世界大会が開催される。

日本も2012年より加盟、

2014年より藤川氏がアジア代表理事を務めています。

東京都の大規模文化事業助成

 

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京では、

コロナ禍で文化の灯を絶やさないよう、

芸術文化活動の継続を支援する助成プログラム

「大規模文化事業助成」を立ち上げました。

緊急事態宣言の解除などで、

イベントや様々な文化事業開催の制限が徐々に

緩和されるこの機をとらえ、

厳しい状況の中で芸術文化活動に取り組む

アーティストや団体等を支援しています。

また、できるだけ多くのアーティストやスタッフの支援に

つながるよう、

複数の芸術団体等が賛同し

複数のプログラムを実施するような

規模の大きい事業を対象としています。

「歌川国貞」の江戸の役者絵

 

制作するのは江戸時代、

一世を風靡(ふうび)した歌川国貞(3代目豊国)の代表作から

竹抜五郎、快童丸、白拍子桜子など5作品。

歌川国貞ってどんな人?

 

歌川国貞(1786〜1865)は幕末の浮世絵師で、

江戸っ子好みの人物画を得意としました。

江戸時代では北斎や広重を上回る人気でした。

ちなみに、北斎は1760年、広重は1797年生まれなので

国貞は北斎の26歳下、広重の11歳上となります。

また、国貞は師匠から襲名し歌川豊国を名乗っていたことも

あります。

歌舞伎役者がかっこいい!

 

役者絵は国貞が最も得意としていたジャンルです。

当時はやりの歌舞伎役者たちをかっこよく描くので、

江戸っ子たちはこぞって買い集めました。

知らざあ言って聞かせやしょう…白波5人男

 

「問われて名乗るもおこがましいがぁー」も有名なセリフですね。

この絵は今回のイベントにはありませんが、

ここがアート!

 

それぞれの傘の持ち方やポーズに注目してください。

衣装デザインも素敵です。

そして赤の使い方が絵のアクセントになっています!

そしてさりげない!

「お花のスケッチブック」プロジェクト

 

使用したカーネーションの花や茎を『資源花』と考え、

再資源化することで「花=資源」という新しい概念のもと

花の命の大切さを広く発信していきます。

 

「お花のスケッチブック」を特別支援学校に無料配布

 

カーネンションの再生紙で作ったスケッチブックを

特別支援学校に無料配布を行い、

児童達が描いた作品は、

翌年の東京インフィオラータにて

作品化します。

東京インフィオラータ2021で3,000冊の「お花のスケッチブック」に!

 

再資源化された花と茎は“再生紙”として蘇り、

3000冊の「お花のスケッチブック」へと生まれ変わりました。

「お花のスケッチブック」は2021年10月、

東京都教育委員会 へ寄贈され、

2500冊が都内の特別支援学校へ配布されています。

「東京インフィオラータ2021」では、

東京都特別支援学校より応募された

「お花のスケッチブック」に描かれた全546作品の中から

8点が選ばれ

「銀座三越会場」にてインフィオラータの作品として再現されました。

開催場所・行幸通り 平日10:00~17:00 

19日、20日は17時~21時までライトアップ予定

東京駅 / 二重橋前〈丸の内〉駅 / 大手町駅

 

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。