動物

ふるさと納税で野生動物や競走馬を動物支援!保護犬が命を救う側に変身!

任意の自治体に、納税という形で寄付ができる「ふるさと納税」。

なにかとお得な制度として、年々利用者が増えています。

豪華な返礼品が話題を集めていますが、今こそ「動物支援」に関する

ふるさと納税に注目してみませんか。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

ふるさと納税、注目は返礼品から使いみちに変化

 

ふるさと納税は、

「お礼の品が贈られる」

「寄付金の使いみちが選べる」

「税金の控除を受けられる」

の3点がメリットですが、以前は返礼品や税金の控除に注目して

この制度を利用する人が多かったのが、最近では

「寄付金の使いみちが選べる」ことへの注目が高まっています。

各地でふるさと納税の使いみちに「動物愛護」という項目を掲げる

自治体が増えてきています。

「動物愛護」に使われる、しかも殺処分される犬猫が減る!

 

と思えればそこに使って欲しいって思う人も多くいるのでは

ないでしょうか?

ふるさと納税で「動物愛護」の始まり

 

当時、ふるさと納税を動物愛護に充てる自治体はほとんどありません。

きっかけは、尼崎市で猫の保護活動を行うNPO法人「C.O.N」が、

「動物愛護ふるさと納税」の創設を求める署名を行ったことからでした。

せめて10万円くらい集まれば・・と予想していたところ、

驚いたことに初年度(2012年)動物愛護基金を指定した

ふるさと納税額は644万円を超えました。

次年度(2013年)も約574万円のふるさと納税があり、

これによって300匹分以上の不妊手術の助成金が確保できたそうです。

こんなに尼崎市の「動物愛護ふるさと納税」が集まったわけって?

 

殺処分減少につながる「飼い主不明猫の不妊手術の助成」と

明記したことにより、

日本の動物の殺処分の現状に心を痛めている人たちが多いから

ではないかと思えます。

C.O.Nの歩み

 

特定非営利活動法人 C.O.N

 

地元住民、自治会、行政と協力しながら

① 捕獲、不妊手術 戻すなどトラブル解決に向けて活動しています。

⓶ 「高齢者とペットの預かりボランティア」

”動物の命を守る”地域とその取り組みを紹介

 

ガバメントクラウドファンディングでは、

全国の同じテーマの使いみちに対し、複数自治体が連携して寄付を

募る仕組みです。

集められた寄付は地域だけでなく日本全体が抱える課題の解決に

向けた自治体の取り組みに活用されます。

石川県 森の生活者クマが棲みやすい環境づくり

 

クマは本来、人目を避けて暮らす動物ですが、主食のドングリの実が

不作で、食べ物をさがしに人里や住宅地にまで降りてきて人身事故も

おきています。

ドングリの実を付けるクヌギ、コナラなどを植栽し、クマの餌場と

豊かな森をつくることで、クマが人里に降りてこなくても冬を

越せるよう取り組んでいます。クマ🐻親子👪 | クマ, 可愛すぎる動物, ヒグマ

目標金額 5,000,000
寄付金額 6,963,500
達成率 139.2%
支援人数 371

 

岡山県 引退競走馬のサポート

 

引退後の競走馬たちがどこへ行くのか?

骨折などの怪我、体力の限界、そもそもデビューすら叶わない

など引退理由は様々で、中には人間で言うとまだほんの

中学生くらいの年齢で引退していく馬もあります。

馬の寿命は平均で25歳から30歳と言われて現役で

走っていた時より、引退後の方が長いのです。

もともと競走馬としてトレーニングを受けてきている馬たちは

引退後すぐに乗馬クラブへ行ってもその扱いが難しく、体も大きく、

食費や装蹄、怪我や病気の際の治療費など世話をするのに

費用がかなりかかります。

多くの引退競走馬を次の活躍のステージに繋げるトレーニング

 

引退後3ヶ月~6ヶ月のトレーニングを経て、

乗馬倶楽部や観光乗馬、町おこし・伝統行事の継承など、

またホースセラピーとして福祉活動で活躍するなど

1頭でも多くの引退競走馬を活躍のステージに繋げられるように

日々活動を強化しています。

安全・安心・快適を馬に伝え、人との信頼関係を築き上げる

 

「競走馬」といえば気性が荒かったり、闘争心が激しい印象が

強いと思いますが、トレーニングを通して乗馬初心者や

障害を持った方などどんなひとでも安心して

乗ったり触れたりすることのできる「乗用馬」や

「セラピーホース」としてその馬の個性や適性に合ったところに

送り出すことを第一の活動としています。    

《一度もレースで勝てなかった馬》

目標金額 20,000,000
寄付金額 590,000
達成率 2.9%
支援人数 24

受付中プロジェクト

 

徳島県 「災害救助犬」「セラピードッグ」を育てる

 

動物愛護管理センターに保護された犬の中から適性がある犬を選び、

大規模災害発生時に備えての災害救助犬や

避難所や病院を訪問し、心のケアを行うセラピードッグを

育成しています。

これは自治体としては全国で初めての試みで、ふるさと納税は

その育成事業に利用されています。

取り組みの成果・・・保護犬が命を救う側に!

 

これまでに2頭の災害救助犬が育ち、認定を受けています。

普段は防災イベントや災害訓練に参加し、災害時に備えての

経験を積んでいます。

また次の候補犬が審査に向けて訓練中です。

セラピー犬も県内の老人施設や幼稚園、学校などを訪問し、

心の安らぎや命の大切さを学ぶ機会を提供しています。

 

《徳島県知事と認定を受けた2頭の犬たち》

長野県 ライチョウを絶滅から守りたい

 

ライチョウは本州中部の高山帯にのみ生息し、国の特別天然記念物に

指定されています。

減少の原因としては、ヒナを食べてしまうキツネやテンなどの増加、

ライチョウの餌となる高山植物の減少、

地球温暖化による高山植物環境の変化などが考えられています。

「ライチョウ保護スクラムプロジェクト」

 

次の事業に活用します。

①ライチョウのヒナを守る「ケージ保護」の手法を実施できる

技術者を養成 「ライチョウサポーターA(エース)」

②登山者が現地でライチョウの目撃情報を投稿できるアプリを開発

ケージ保護

 

3人1チームで行われる「ケージ保護」は、

高山地帯での足場の不安定な環境でライチョウの天敵の出現を

察知しながらヒナを安全な方向に誘導し、

夕方にはライチョウの雛を寒さから守るために小屋に追い込みます。

この活動は登山技術や体力だけでなくライチョウ保護経験も必要な

過酷な任務であるため、技術者の養成が必要です。

発見! 送ろう ライチョウの目撃データ

 

 ライチョウの生息状況を正確に把握する必要があります。

これまではボランティアや登山者のライチョウ目撃情報をメールやFaxで

集めていましたが、件数や地域に偏りがあるほか正確な位置の

把握が困難でした。

このため、登山者をはじめより多くの方々から多くのライチョウ

目撃情報を集めるためスマートフォン用のアプリを開発したいと

考えています。

このアプリに地理情報システム機能を盛り込むことで、ライチョウを目撃

した登山者から正確でより多くの情報を集めることができます。

さらにデータを蓄積することで、次のような効果が得られます。
① 新規生息地の発見
⓶ 主要生息地での数を把握
③ 生息区域の拡大縮小を把握
④ 保護、増殖の効果

寄付金額 4,939,300
目標金額 2,700,000
達成率 182.9%
支援人数 335

《寄付募集期間  88日間》

岐阜県 里山を保全し野生動物の命を守る・・・農作物等の被害防止

 

野生動物等の増加で、農作物への被害が深刻化しており、多くの野生鳥獣

を有害として駆除、殺処分されています。

このため、農作物等への被害防止と野生動物等の管理を一体とした対策を

実施するとともに、里山の整備や田畑放棄地の解消、

人と野生鳥獣との生活圏の境界を明白にし、

野生鳥獣の農地等への出没を減少させるなどが目標です。

里山の自然を再生し、里山の風景をも保全することで

野生動物と共存可能な環境をつくることを目的として

2017年度からこの事業を立ち上げました。

里山の再生事業

 

人里と山林の間にある杉やひのきといった針葉樹を伐採し、

広葉樹を植樹することで里山の再生を図ります。

2018年 里山再生事業        
広樹林 504本(コナラ・アベマキ)
除伐・地栫
歩道整備
防護柵、看板設置

2019年 里山再生事業
植栽 312本
除伐・地栫・下刈
防護柵・看板設置

2020年 里山再生事業 
広樹林 1080本(コナラ・アベマキ

野生動物の餌場を確保するため、針葉樹を伐採し、コナラやアベマキ

いった実のなる木の植栽

小動物が棲める森林、里山作り 広葉樹と野生動物

 

森林は野生動物にとって、餌の供給場所である他に、繁殖・営巣・休息・

隠れ場などになっています。

里山などの広葉樹林から燃料となる木などを採っていた時には、

適度に伐採がされてきたことにより、豊かな森が維持されていました。

しかし今では、放置された里山や針葉樹人工林が多くなり、

野生動物にとっては決して良い環境とはいえない森林が増えています。

広葉樹(広い葉をもっている)

ブナ キリ けやき カエデ 桑 クルミ ホオノキ くり クスノキなど

間伐の大切さ

間伐は、木の密度を減らして残された木を健全に育てるための

調整作業です。

間伐が行われないと森が強く閉鎖してしまい、暗い森となります。

ノウサギなどの小動物のエサである植物も育ちません。

そのまま放置され続けると光が届かなくなり、

やがては地表がむき出しになり保水力も失われ、

森本来の姿が失われてしまいます。

そのため間伐は定期的に行うことが必要です。

目標金額          2,500,000
   寄付金額              2,545,400円  
   達成率               101.8%
   支援人数             111人

《寄付募集期間》 92日間

 

 

 

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。