動物

愛するペットの安楽死と向き合う【経緯、決断、準備、実行、気持ちの整理】

今、15歳の愛犬ピースが「前庭」という高齢犬の病気にかかって

います。

また、こういう時がきたんだなあと20年前に安楽死させた

18歳の老犬「シロ」を思い出しました。

あの時は四六時中、「シロ」のことを考えて本当に苦渋の

決断だったのです。

時の経緯、獣医師との話し合い、手順、準備、

遺体を連れ帰った時のことなどを紹介してみますね。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

老犬「シロ」の末期症状について・・・経緯

 

後から考えれば18歳なのですからおかしくありません。

いつものように朝、散歩にいき、途中近所の家でもらった

カワハギを食べて家に帰った後、夕方の散歩に行かなくなりました。

翌日も散歩に行かないので病院にいき、点滴をしてもらい、

じっと動かない状態が数日続き、おしっこもでないのです。

それから毎日導尿に通いました。

そのうち、身体が水分を含んだようにむくんできたのです。

当たり前の日常の暮らしで「シロ」の異変に気ずいてやらなかった

自分を責めました。

ですが、導尿も一日に何度もいけません。

安楽死を決意する・・・「シロはどうしてほしいのか??」

 

医学の進歩により動物の寿命は延び、病気やケガも治せるように

なりましたが、動物にどのくらい苦しいのかを聞くことはできません。

「シロ」の苦痛、空腹、水分補給、衛生、可動性などを考えて少しでも

「体調のいい日、悪い日」を観察していきました。

飼い主の私も「シロ」と同じくらい辛く、苦しい毎日でした。

一喜一憂しながらでしたが、現実は何も変わりませんでした。

家族とも話し合い”シロにとって一番いいようにしてあげよう”と

決めて医師に相談をしたところ、

「あと、数日でも生きることができるんだから」という返事でしたが

承諾してくれました。

事前準備

 

シロがたおれてからなかなか決断ができなかった安楽死。

でもこれがシロに対してできる最高のおもいやりだと納得して

今まで家の中で使っている布団や食器、リードなどを

処分し、ペット霊園に火葬の予約を依頼し実行当日に

向けて準備をしました。

いよいよ実行の日

出発前にシロを抱きかかえてよく行く公園の芝生の上に横たえました。

ここでお礼とお別れをいいました。

最後までシロを安心させるために

夫と私、母家族全員立ち合いの中、静かにそして本当に安らかに

深い眠りにつきました。

深い悲しみのなかでも安堵の表情をしていました。

自分への気持ちの整理に向き合う

 

ペットたちの散歩の時刻・・・”みんな普通でいいな!”って

おもいました。

買い物に行けば「シロ」の好物ばかりが目につきます。

家族の誰が帰ってきてもシッポを最速で振って手抜きなく迎えて

くれた場所に「シロ」がいない・・・

そんな日がしばらくありましたが、あの日「シロの遺体」を連れ帰り、

久しぶりに気持ちよさそうに眠っている姿をみて

”これでよかった”とおもいました。

一か月間、キッチンの片隅の写真に水とえさをそなえ、

元気でいたときのように話しかけました。

納得して「シロ」とお別れをしたのだから悲しみを無理に

乗り越えず気持ちをやわらかくして克服するようにしました。

愛するペットの生涯を終わらせるのはツラい決断ですが、

それが思いやりでもあります。

前後の計画をなるべくきちんと決めておけば自分の気持ちに

素直でいられます。

いずれ気持ちの整理がつくのだと信じましょう。

ペットを弔う方法は?

 

飼い主の気持ちが安らぐ形式で供養をしましょう。

ペットを弔う方法は次の3つ

⓵ 火葬 ⓶ 自治体で処理をしてもらう ③ 土葬

私はこの3つ全部を経験しています。

③ (土葬) 猫の遺体を花壇に埋めました。

  この方法は死んでしまったが、まだ自分のそばにいてくれる

いう心理がはたらきます。

が、時期的、季節的にもよるのでしょうが「うじ」がわいてしまい、

これ以来 やめました。

⓵ (火葬) 「シロ」はペット霊園で火葬を頼み、遺骨を引き取り

花壇に埋葬しました。

⓶ (市のクリーンセンターに依頼) 

  数年前、私の住む区全体で下水道工事をすることになり、

我が家は花壇の下に配管工事をしたのです。

そのため、

市の動物専用の焼却場を利用しました。

有料で1000円です。

それぞれ方法は違いますが差別をしている気持ちは全くなく、

みんなおなじように今でも大切に思っています。

ペットとご家族に合った供養をしてあげればいいとおもいます。

ペット用の仏壇や霊園、納骨堂など否定しているわけではありません。

大切なのは、共に同じ時間を過ごせたことを感謝し、亡くなった後も

感謝と愛情を送り続けてあげましょう。

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。