小田急線の秦野駅から権現山(243.3m)、弘法山(235m)、
鶴巻温泉へと続くコースです。
春には桜の名所にもなっている弘法山公園では、
例年11月中旬頃から色付きはじめ、
11月下旬から12月上旬あたりが紅葉の見頃、
心地よい樹林歩きと、吾妻山を経由して鶴巻温泉へと下り、
紅葉見物の後は温泉で一汗流せるコースです。
もちろん、逆の鶴巻温泉からのスタートもOK!
途中の富士見の湯に立ち寄り入浴ができます。
下記クリックで好きな項目に移動します☆
弘法山公園とは?
弘法山公園とは、浅間山(せんげんやま)、権現山(ごんげんやま)、
弘法山(こうぼうやま)の3つの山一帯を差し、
整備されたハイキングコースで1年を通じて楽しめる公園です。
弘法山公園は、かながわの景勝50選、かながわの探鳥地50選、
かながわの花の名所100選、関東の富士見百景に選ばれています。
弘法山公園のハイキングコースをご紹介
歩行距離:約7.5km 歩行時間:約2時間30分
《コースガイド》
秦野駅→(400m、6分)→弘法の清水→(500m、8分)→命徳寺→(700m、10分)→弘法山公園入口道標→(600m、17分)→浅間山山頂→(500m、12分)→権現山山頂→(800m、14分)→弘法山山頂→(900m、15分)→善波峠方面との分岐→(1900m、32分)→吾妻山山頂→(900m、13分)→弘法の里湯→(200m、3分)→

《メモ》
⓵ 小田急線秦野駅にはスーパー、コンビニ、ベーカリー、
立ち食いそばなどが揃っており、必要なものを調達できます。
ハイキングに行く前に立ち寄りましょう!
秦野駅から弘法山公園入口までのアクセス
《徒歩》
秦野駅北口から時計台の広場を横切る。
↓
水無川を右にみて直進。
↓
不二家を目印に横断歩道を渡って左折。
↓
トイザらスを左手にみて進む(手前の横断歩道)→弘法山公園入り口。
《バスを利用する場合》¥180
秦野駅から神奈中バスの曽屋弘法行き(秦25)に乗車して、
「弘法山入口」バス停で下車。 (所要時間13分)
バス停から弘法山公園まで徒歩24分(1.4km)
09:35発 09:48着 10:35発 10:48着 11:35発 11:48着
13:45発 13:58着 14:45発 14:58着
弘法山公園入口から弘法山公園までの道のり


バス停に公園までの地図があります。
↓
山に向かって歩く、だんだん上り坂。
↓
加茂神社までくると道案内の標識。
駐車場まできました。
弘法山公園の周辺には、無料駐車場が三ケ所あります。
・弘法山公園第一駐車場(24台)
・弘法山公園第二駐車場(16台)
・浅間山駐車場(20台)
弘法山公園のハイキングコースの見どころ
秦野駅近くにある「名水百選」の湧水 弘法の清水

明治23年、秦野盆地湧水群を水源にして
函館、横浜に次いで全国3番目に近代水道事業を
開始したのが秦野市です。
現在も水道用として21ヶ所で日量8000トンが利用されています。
弘法の清水は1日平均132トン湧出。
茅葺の薬医門が素敵なお寺、命徳寺
「秦野駅」北口より、水無川沿いを東へ15分位歩きます。
大きな1本の木が目印、天台宗のお寺です。
山門は薬医門という茅葺き屋根の
古い山門のあるお寺。
江戸時代初期に建築され、ほぼ完全な形で
残っており、秦野市の重要文化財に指定。
絶景ビューとお茶やランチを楽しめる浅間山
《標高196m》
一番最初に登る山「浅間山」からは、
気候が良ければ山々の素晴らしい景色が楽しめます。
芝生スペースも多く、ピクニックテーブルや椅子などが至る所に
設置されているので、お茶やランチを楽しむことができます。
特に人気なのは、
山々の眺望を独り占めできる
特等席のピクニックテーブルです。
春は桜と富士山の絶景ビューポイントと
なります。
雨もしのげるあずま屋もあります。
ココからは晴れていれば江の島まで見渡せるビューポイントです。
一緒に写真を撮りたくなる丸太トイレ

浅間山駐車場入り口付近にあるトイレ。
丸太のような形をしたトイレです。
清潔で、外に洗面台も設置されています。
権現山バードサンクチュアリの野鳥たち
《標高 243m》
権現山山頂は、「関東の富士見百景」に選定され、
富士山の絶景が出迎えます。
頂上は、広々とした広場になっており、ピクニックテーブルやベンチなど
の休憩スポットが多くあります。

水の深さが水浴びするのに
ちょうどいいのか?
それとも秦野の水が美味しいからか?
何しろ次から次へとやってきます。
権現山と弘法山を結ぶ
馬場道を通って弘法山に。
馬場道の両側には
桜並木があり、
毎年桜の時期には
桜のトンネルとなります。
弘法山は信仰の山
《標高237m》
権現山と比べて展望はイマイチ、弘法大師が山頂で修行したことから
名づけられたといわれています。
山頂には大師堂、鐘楼、乳の井戸などが残っていて、
信仰の趣が深いところです。参詣客もたくさん。

弘法山の時の鐘
大きな鐘楼がお出迎えです。
正午・3時・夕刻などの時を知らせる「時の鐘」として
江戸時代から1956年まで活躍しました。
吾妻山
《標高125m》
弘法山から約50分で吾妻山に到着します。
吾妻山は弘法山三山には含まれていませんが、
弘法山三山と吾妻山を結んで鶴巻温泉に下るコースが
「弘法山・吾妻山ハイキングコース」です。
鶴巻温泉駅から弘法山登山口入り口まで歩く道のり
道標あります。
(ヤマハ音楽教室の入っているビルの横)から
西側に延びる道を進む。

すぐ先の分岐を左に進み、路地を直進。
↓
住宅街に出たところのT字路を左折。
↓
道なりに進み、分岐を左に入ったら…
↓
くぐり終えたところで左折。
すぐに右折。
登山コースの入口となっています。
「鶴巻温泉駅」『秦野市鶴巻温泉 弘法の里湯』
下車徒歩2分の公営施設
無料の足湯
駐車場横の屋外に設置されている大人10人程度が入れる大きさで、
湯温は約40℃。
同施設への入館と関係なく、
開館日の午前10時から午後5時まで利用できる。
さいごに
はじめて秦野市に来られる方もいるでしょう。
そこで「秦野市」ってどんなところ?って聞かれれば・・・
県などによると、
丹沢山地からきれいな水が流れる県内は浄水・配水コストが抑えられ、
上水道の平均料金は四十七都道府県で最も安い。
「秦野盆地湧水群」は国の名水百選に認定されています。
秦野市は県内の市で南足柄市に次ぐ低料金で、
一カ月(二十立方メートル使用)の水道料金は
千八百七十円と全国平均の六割程度なんですって!