田無神社は鎌倉時代の創建で、万物は木、火、土、金、水から
構成されているという自然哲学、五行思想に基づいた五龍神が
祀られています。
彫物大工の名工「嶋村俊表(しまむら しゅんぴょう)が手掛けた
貴重な本殿があります。
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田無神社 龍 一覧
五体の龍はそれぞれ異なるご利益があると言われています。
東「木」を司る→青 話術や音楽性など
西「金」を司る→白 金運や飲食、結婚運など
南「火」を司る→赤 学業や勝負事、昇進など
北「水」を司る→黒 健康運、夫婦運、交際運など
中央本殿「土」をを司る→金 家庭運、事業運など
と四方を龍神様がお守りし、神社全体の気を高めています。
《参拝順序について》
境内摂社・末社・青龍・赤龍・白龍・黒龍の参拝順序はないので、
ご自由にご参拝ください。
特定の順序で参拝するとご利益が上がるということはありません。
とのこと。
手水舎に龍がいるのはなぜ？
神社やお寺に参拝したとき、手水舎に龍がいるのを見たことは
ありませんか？
それではなぜか？
現代のように、蛇口をひねれば水が出てくる時代に暮らして
いると、水が神聖だということにピンとこないかも、
日本人のルーツでもある稲を育てる龍
もうひとつ稲にとって大切なのは「雷」です。
雷は「雨」に「田」と書くことから田んぼとの関わりの深さを
表し、
「雷」のより強いものを「稲妻」といい、
これも「稲」の「妻」と書き、
稲には必要不可欠と考えられています。
日本人の心でもある稲
神社は稲を祀り、稲の殻である藁（わら）を結って
しめ縄としています。
家庭でも、しめ縄やしめ飾りで飾り付けをし、年神様を迎える
準備をします。
こちらの輪締めは、
水の神様が宿るとされている
ので、台所やお風呂などの水回り
に飾る習わしがあるそうです。
水回りのほか、鏡もちにかけたり、さまざまな飾り方が
できるのも、小輪締めならでは。
小さくてもしめ縄はしめ縄なので、ちゃんと神様をお迎えする
ことができますよ。
田無神社のパワースポット 金龍神様の本殿
田無神社の本殿は総ケヤキ造りで、東京都指定重要文化財に
なったのを機に、酉の日（とりのひ）のみ公開され、
宮司でも例大祭の時にしか中に入れないという。
普段は見られない貴重な本殿の写真がこちら
龍と王と仏の国！ ブータン
東日本大震災の慰問に東北を訪れた当時は皇太子だった
ブータン国王夫妻が子供たちを前に話した龍にまつわるスピーチ
を紹介します。
皆さんは、龍を見たことがありますか？
龍は何を食べて大きくなるのか知っていますか？
龍は、経験を食べて大きく成長していくのですよ。
私たち一人ひとりの中に「人格」という名の龍が存在しているのです。
その龍は年を取り、経験を食べるほど、強く、大きく、なっていきます。
人は、経験を糧（かて）にして、強くなることができるのです。
大切なことは自分の龍を鍛（きた）えてコントロールすることです。
わがままを抑えたり、感情をコントロールして生きることが大切です。
ブータンの国旗には龍が描かれています。
背景は2つの色に分けられており、王（黄色）と仏教（オレンジ）
を象徴しています。
龍の持つ玉は「宝珠（ほうじゅ）」 と呼ばれていて、
願いをかなえる力を持っていると言われています。
龍が白色なのは純粋さと忠誠心を表しているからだそうです。
《田無神社アクセス》
西武新宿線「田無駅」北口より徒歩６分
バス
① ＪＲ中央線「武蔵境駅」北口バス停留所より、
ひばりヶ丘駅行きに乗車（16分）「田無駅」バス停下車徒歩6分
② 西武池袋線「ひばりヶ丘駅」バス停留所より、武蔵境駅行き
か田無駅行きに乗車（16分）「田無駅」バス停下車徒歩6分
③ JR中央線「吉祥寺駅」バス停留所より、花小金井行きに乗車
（20分〜30分）「田無3丁目」バス停下車徒歩1分
④ JR中央線「三鷹駅」バス停留所より、田無橋場行きに乗車
（20分〜30分） 「田無3丁目」バス停下車徒歩1分
「お正月の神社de献血」
１月４日（木）、１月５日（金）、１月６日（土）に
参集殿（社務所向かい側）において、献血会を実施。
輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うため、
献血にご協力をお願いします。
《最後に》
田無神社に参拝し、龍神と縁を結ぼうとする人の行動力は
龍神から見ても嬉しくないはずがありません。
龍神を意識し、心に龍神がいる人には龍神もきっと
力を貸しやすくなります。
