紅葉見物

わたらせ渓谷鉄道2種類のトロッコ列車で渓流、渓谷、紅葉を同時にみる贅沢体験!

 

機関車で4車両のけん引をしている名物【トロッコ列車】と

【トロッコわっしー号】、紅葉のトンネルを走る感覚、

列車に乗らなければ見ることのできない景色を楽しむ

ことができます。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

銅山から始まったわたらせ渓谷鉄道って?

 

明治~昭和に栄えた足尾銅山の鉱石や物資の運送を担った「足尾線」、

閉山とともに役割を終え、現在の【わたらせ渓谷鉄道】になりました。

1988年に第三セクター鉄道として、わたらせ渓谷鐵道株式会社が設立、

その翌年の1989年に東日本旅客鉄道のわたらせ渓谷線として

開業しました。

1992年、さらに下新田駅が新設され、1998年の10月10日の

会社設立10周年を記念してトロッコ列車の【トロッコわたらせ渓谷号】

運転開始をし観光にも力を入れ始めました。

わたらせ渓谷鉄道の中心駅 【大間々(おおまま)】駅

 

大間々駅は、わ鐵の本社、車庫、車両工場があり、この路線の

運行機能を管理しており、途中駅なのに起点の桐生駅より

重要な駅なんです。

全部で17ある駅のうち12の無人駅にボランティア駅長

 

わたらせ渓谷鐵道のわたらせ渓谷線は桐生駅から間藤駅の

全長44.1kmで、途中に12の無人駅があり,一般公募の

ボランティア駅長「ふるさと駅長」がいます。

 主な仕事は、駅構内の清掃や、ポスターの掲示など。

また、観光客に声をかけ、観光案内にも気軽に応じて

もらっています。

特典

 

ボランティア駅長に報酬はなく、帽子と腕章が貸与されるという。

さらに「ふるさと駅長の身分証」を交付し、

同鉄道の全線の運賃を免除するとのこと。

わ鐡(わてつ)~2種類のトロッコ列車が運行中

 

わてつでは、4両編成のトロッコわたらせ渓谷号(大間々~足尾間)と、

2両編成のトロッコわっしー号の2種類のトロッコ列車が運行中。

トロッコ車両と普通車両がつらなっています。

ちいさな駅、鉄橋、集落、トンネル、眼下の川、山々…。

そして今からの季節はこの風景に紅葉がプラスされます。

わてつの車窓からはとにかく木々が近い

目の前では赤や黄や黄緑色が次々と過ぎ去ります。

また、レールの音、川のせせらぎ、鳥の声、陽射しなどなど、間近に

感じることができます。

わたらせ渓谷鐵道周辺の天気予報、気温をおでかけ前にチェック

トロッコ列車は、大間々駅が始発

 

駅前の駐車スペースには、ツアー客や家族連れなどで混雑します。

事前にトロッコ列車の整理券を入手しておくことをおすすめします。

大間々駅前有料駐車場

駅前に有料駐車場(約50台収容)があり、1日500円でとめられます。

駐車場の空いている枠に駐車したら、大間々駅窓口で駐車券を買い、

車内のダッシュボードの上など外から見える位置に置きましょう。

ホームの受付で整理券を出して指定券を受け取り、

トロッコ列車が入線したら並んでいた列に従って車内へ入る。

観光列車らしく、車内は賑やか。

すでに記念写真を撮りあっているグループもいます。

やがて列車は、渡良瀬川に沿って走り出し、最初の停車駅「水沼駅」

に向かう。

本宿駅から水沼駅へ向かう必見スポット・・・古路瀬渓谷

 

本宿駅付近にさしかかると、列車の窓から見える絶景、

本宿駅から水沼駅へ向かう車窓からも楽しむことができる。

窓ガラスがないトロッコ列車なら紅葉を間近に楽しめる。

「関東の駅百選」にも選ばれている【水沼駅】

 

線路のそばではためく”ゆ”ののれんをご覧ください。

水沼駅の温泉センターは、ホームと直結している温泉施設です。

食事処では、地元の食材を使ったおいしい料理を味わえます。

駅舎の裏手に広大な無料駐車場があります。

列車レストランのある神戸(ごうど)駅

列車レストランのある神戸(ごうど)駅

列車は出発して、再び渡良瀬川沿いに曲がりくねりながら

のんびり走る。

小さなダムがあって、満々と水を湛えたかと思えば、

再び石ころだらけの河原になる。

神戸(ごうど)駅では、5分停車して一息つく。

右手の上りホーム脇にある青く塗られた2両の鉄道車両は

「清流」という名前のレストランとなっている。

廃車になった東武のロマンスカーだったもの。

ふるさと創生事業でできた冨弘美術館

 

ふるさと創生一億円事業で、当時の竹下内閣が昭和63年からから

平成元年にかけて、各市町村に対し1億円交付した政策、

自ら考え自ら行う地域づくり事業】

開館当初は使われなくなっていた老人福祉施設を美術館として改装し、

その後リニューアルされています。

画風は「生きることのすばらしさ」をテーマとして日常の

暮らしが題材です。

皿の上の一串のめざしや庭に咲く花など詩画集になっています。

美術館周辺の紅葉もとてもきれい!

神戸(ごうど)~沢入(そうり)のイルミネーション

 

神戸を出ると、長いトンネル(草木トンネル)に突入、

真っ暗で車窓は楽しめないと思っていたら、天井に

イルミネーションが映し出された(点灯時間約10分)。

歓声があちこちであがりシャッター音も車内でこだまする。

沢入(そうり)駅から原向(はらむこう)駅・・・必見スポット

 

沢入駅から原向駅は左側に渡良瀬川が見え、この区間の車窓が

一番美しいとも言われています。

入り口に郵便ポストが見えるでしょう。

Sori sta.jpg

 

駅舎はログハウス風の建物で、郵便局が併設されています。

無人の駅で郵便局には人がいますが、切符の購入は出来ません。

列車内での精算になります。「トロッコ列車」も停車します。

駅前は広く、パーキングスペースも十分です。

通洞(つうどう)駅

 

町の玄関口にあたるため比較的利用が多い。

「トロッコわたらせ渓谷号」および「トロッコわっしー号」の

停車駅です。

通洞(つうどう)が近づくと、禿げた岩肌が目に入り、

廃坑が点在し、かつては栄えた足尾銅山のなごりに思いを

はすことができます。

往復の場合、折り返しまでの時間に少し余裕があるので、通洞駅を利用して

足尾銅山観光の坑道見学もできます。

足尾駅

 

隣の通洞駅のほうが旧・足尾町の中心街に近い。

足尾駅からJR日光行きの路線バスが接続しています。

わ鐡の起点桐生駅と間藤駅とでは標高差が550メートルあり紅葉は

足尾方面から徐々に始まっていきます。

この足尾駅は海抜640メートルです。

《足尾駅の事務室 壁の駅名標も昔ながらの紺色です》

 

わたらせ渓谷鉄道・足尾駅、木造駅舎と丸ポスト

トロッコわたらせ渓谷号

トロッコわたらせ渓谷号は

大間々駅 – 足尾駅間で運行される、わたらせ渓谷鐵道の観光列車です。

渓谷の自然を満喫できるだけでなく、草木トンネルを通過する時は

車内イルミネーションが点灯され、車内にも工夫がされています。

運行時期は、4月下旬から11月までの間の土日祝日で(冬季は運休)、

1か月前から乗車予約できます。

また、桐生駅 – 大間々駅間は、普通列車が接続しています。

停車駅   大間々 – 水沼 – 神戸 – 沢入- 通洞 – 足尾

料金 (乗車券+トロッコ整理券)

乗車券のほか、整理券が必要(大人片道520円 子供片道260円)

整理券は、指定席券ではないので全席自由席。

大間々駅・相老駅・通洞駅・桐生駅・東武トラベルで販売。

一日フリーきっぷ

トロッコには一日フリーきっぷとトロッコ整理券で乗車できます。

大人1,880円、小児940円で、購入日当日に限りわたらせ渓谷線を

自由に乗り降りできる。

JR桐生駅・相老駅・大間々駅・通洞駅で販売

全区間往復利用の場合、片道1,130円で往復2,260円のところ、

フリー切符を利用すると差額が380円で安い

(注意)自動改札機は通過できないので、有人の窓口を通る必要がある。

トロッコわっしー号

観光シーズンにはそれまでのトロッコわたらせ渓谷号のみでは

乗客がさばききれなくなっていたため、2012年4月に

新たに運転を始めたトロッコ列車である。

桐生駅から間藤駅までの全区間通しでの運行が可能となっている。

冬季には窓ガラスを取り付けることによって運転も可能となっている。

停車駅
桐生駅 – 相老駅 – 大間々駅 – 水沼駅 – 神戸駅 – 沢入駅 –
通洞駅 – 足尾駅 – 間藤駅

わたらせ渓谷鉄道公式サイト

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。