お役立ち

ドミニカ共和国で「松戸梨」プロジェクト!JICAとの草の根技術協力事業!

 

松戸市はドミニカ共和国と梨の栽培を通じた国際交流を

2016年から始めました。

この事業により、ドミニカ共和国に梨の苗木500本が植え付けられ、

2019年には5個、2020年には17個の梨を収穫することができました。

今後、梨をドミニカ共和国の特産品にし、農家の収益を増やすため、

2022年1月から3年間、JICA草の根技術協力事業として

松戸市のナシ栽培の専門家をドミニカへ派遣し、

現地で梨の栽培指導を行う予定です。

下記クリックで好きな項目に移動します☆

ドミニカ共和国交流のきっかけ・・・地方視察ツアー

 

外務省地方連携推進室では、

地方自治体等との共催により、

地方が持つ豊かな自然や文化遺産、

地域が誇る産業施設等を訪れる視察ツアーを実施しています。

外務省と松戸市の共催「駐日外交団 地方視察ツアー」が実施

 

平成27年9月10日(木曜)に、

「駐日外交団地方視察ツアー」が開催されました。

世界各地34カ国52人を招待し、

都内への近さ、成田・羽田空港へのアクセスの良さをアピールしました。

国指定名勝「戸定邸(とじょうてい)」見学

 

水戸藩最後(11代)の藩主であった徳川昭武が造った別邸。

松戸の秋の味覚 梨園訪問

 

松戸発祥の二十世紀梨を含む4種類の梨の試食会を行いました。

日本の梨を初めて見た人は、

「洋ナシとの形や味の違いが面白く、興味深いと話していました。

 

佐渡ヶ嶽部屋見学

 

力士たちが修行に励んでいる様子を視察しました。

質疑応答では、

まわしの色の違いの意味や修行期間など、

多くの質問を投げかけていました。

ようこそ松戸へ 昼食歓迎レセプション

 

聖徳大学で、昼食歓迎レセプションが行われました。

「寿司や刺身、焼き鳥は以前から知っていたが、

ここで食べたどら焼きがすごくおいしかった」と松戸の味に大満足。

JICA草の根技術協力事業とは?

 

「草の根」とは住民レベルでの活動のことです。

JICAの実施している草の根技術協力事業が

どのようなものか見てみましょう。

開発途上国に直接支援を届ける!日本が届ける「草の根支援」

 

きれいな飲み水がない、病院がなく治療を受けられない…。

そんな地域に住む人の生活向上を目的に、

日本が取り組む国際協力があります。

それまでの資金援助は途上国の政府に対するものだけでした。

草の根無償の制度が誕生したのは1989年。
 
この制度が始まり、

発展から取り残されていた地方の山村まで日本の支援が

より行き渡るようになりました

活動をする上での責任はもちろん増えますが、

より意義のある、そして大きな活動をできるということでもあります。

採択のための重視される3つのポイント!

 

① 人を介した「技術協力」であること。

② 開発途上国の人の生活向上に直接役立つ内容であること。

③ 日本の市民が国際協力に対する理解・参加を促す機会となること。

 

ここで実施する事業は、資金協力などのお金やモノの供与ではなく、

現地の人々と立場が異なるものが、

ひとつの目的や目標に向かって、

それぞれの特性を生かして、役割分担しながら取り組み、

その国のニーズに沿った課題を解決することで

人々の生活が向上しうるものであり、

その活動を通して日本への貢献も期待できるような

事業でなければならないということです。

応募から採択決定まで約3か月かかりました。

日本梨をラ・クラタ地区の特産品にする産地形成プロジェクト

(産地形成・・・立地を生かし誇れる産地を作る)

平成27年9月に,「駐日外交団ツアー」を実施した松戸市は

二十世紀梨の原産地でもあり,旬の梨を味わっていただきました。

ドミニカ共和国のペレイラ公使は,

初めて食べた和梨の味を大変に気に入り,ドミンゲス大使にも報告。

その結果,その年(平成27年)の12月に,

大使より松戸市長に対して,

ドミニカ共和国内でも和梨の栽培をしたいので

支援して欲しいとの要請がありました。

ドミニカ共和国を現地視察

 

市の名産品が広まることは名誉なことではあるが,

実際に育つのかどうか,確認する必要があったので,

ドミニカ共和国からの招待もあり,調査団を組織し,

平成28年6月にドミニカ共和国を訪問しました。

ドミニカ共和国の中央部には,

ラベガ県コンスタンサ市という標高1200メートルほどの高地があり,

農産物の生産拠点となっています。

そこには,日本人も移住していて,日本人会もあります。

その日本人会の家庭を調査団が訪れた時に,

同行していた梨農家の人が洋梨の木を見つけ,

標高が高いところであれば,

和梨の栽培も可能ではないかとの調査報告を行いました。

ドミニカに適した栽培方法の探求

2019年10月、最初に植樹した苗木が実を付けた。

糖度は13・75度で梨の平均的な糖度12・5度を上回った。

事業費は三年間で約6000万円。

3年目の2024年には、

栽培農家70戸6ヘクタールでの栽培、

4トンの収穫を目標としています。

 

亜熱帯気候のドミニカ共和国では「落葉」しない《日本の落葉果樹》

 

春には花が咲き、夏には果実がなり、秋には紅葉するのが落葉果樹です。

《植え付け11~3月 落葉果樹名》

ブルーベリー、カキ、ブドウ、イチジク、リンゴ、ナシ、クリなど

亜熱帯気候のドミニカ共和国で「落葉」させるには?

 

梨の収穫時期は夏ですが、

実りの準備は冬からはじまり、厳しい寒さの中、葉を落とし

樹に栄養を蓄えることで、次の実りへとつながっていきます。

木々が落葉しない亜熱帯気候のドミニカ共和国では、

東洋系梨栽培は難しいとされていました。

そのような中、現地で見かけた西洋梨栽培から可能性を感じ、

梨の栽培が始まりました。

茶色くなる、落葉する、枯れる 塩水を使って落葉させる!

 

植物にとってわずかな塩分でも大敵!

⓵ 塩水を使って強制休眠させた後に落葉させる方法。

(休眠・・・成長を停止する)

② 梨の結実に必要な受粉を松戸市の梨と、

現地で生育している西洋梨とを交配させて行う

③ 収穫しやすいように梨の枝を横に広げる手法を

他国でリンゴ栽培に使われている器具を応用することで

安価で簡単に行えるようにする

観光にも一役、手助けしてもらう!

日本梨は実をつける前に

とてもきれいな白い花が咲く。

食材としての

日本梨の流通だけではなく、

梨の花 in 伊万里』伊万里(佐賀県)の旅行記・ブログ by こじりかさん【フォートラベル】

 

白い花が一面に広がる風景が

ドミニカ共和国の観光となってくれたら。

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。