柴又であの寅さんにまた会える自由きままに下町散歩!矢切の渡し体験も!

 

柴又にあの寅さんが帰ってきました。

スカイツリーに来たらぜひ柴又へもお立ち寄りください。

今日はこの順序でぶらり、気ままにご案内しますね。

 

① 柴又駅から帝釈天に向かって参道をあるく。

⓶ 「男はつらいよ」のセットの中に入れる「寅さん記念館」

の見学。

③ 江戸川沿いの土手の先で「矢切りの渡し」に乗船する。

 

下記クリックで好きな項目に移動します☆

下町情緒に心が温む!柴又駅から帝釈天参道

 

駅前の観光案内所でマップをくれます。

 

柴又駅前、寅さん像とさくら像が向き合っている。

さくら
さくら
お兄ちゃん 行ってらっしゃい、体に気をつけてね

って言ってるんでしょうね。

一作目から四作目寅さんの実家「とらや」

 

信号を渡って右側五軒目に寅さんの実家「とらや」があります。

創業明治20年、草だんごは創業以来作り続けてきました。

「男はつらいよ」の一作目から四作目まで寅さんの実家として登場。

 

寅さんは照れがあって家に入れず、通りかかったお巡りさんに

「とらやさん どこですか?」ってたずねるシーンが思い出されます。

 

実家とらやの食事メニュー

寅さんと高木家老舗

 

撮影の際、休憩や衣装替えに部屋をかしていたのがきっかけで

「男はつらいよ」に関わるようになりました。

店内にはゆかりある品や当時の貴重な写真など多数展示しています。

 

ぜひ、高木家店内でお茶や食事をしながら楽しみましょう。

草だんご(5粒)500円          団子セット 700円  

omiseomise

 

茶飯  300円              おでん  650円      

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長い行列ができる吉野家

参道の左側五軒目、

以前は年に数日だけ営業していたお店ですが

今は基本的に水曜定休日みたいです。

よもぎの色が濃く行列ができる人気店です。

種類豊富、帝釈天にいちばん近い亀家本舗

 

テレビにも紹介され、食事メニューも充実。

帝釈天と草だんごの由来は

 

寺で下働きのものに草だんごを作らせて来客にふるまっていたのが

始めだとか。

この下働き一家が参道でだんご屋を開き、

最初はきなこをまぶして売っていたのが大評判になり、

そのうちあんこを添えることを思いつき現在の

ようなものになったそうです。

草だんごのある店は駅から順に

ゑびす家

高木家老舗

大和屋

とらや

吉野家

亀家本舗

 

寅さん全盛期には生産が間に合わず、一時は機械化されただんご作りも

やはり手作りにもどりました。

それぞれの店で味やこだわりがあります。

手打ちそば やぶ忠の寅さん定食とさくら定食

 

帝釈天の少し手前右側、店頭で実際にそばの粉を引いている店です。

そばの幅にばらつきがあって手打ちらしい。

 

こんなメニューもありました。

両方共同じメニューで

カモ焼きがついているのが寅さん定食。

天ぷら、焼きおにぎり、漬物、

みそ田楽(こんにゃくも手作り)

あえもの、小鉢、オリジナルのそば羊かん、食後に蕎麦湯も。

毎月10日、「寅さんの日」に「寅さん芸人」に会える

寅さんの日に、寅さんに再会。柴又を歩いて心温まる | たびこふれ

 

左からひろし役 若井さん、中央 野口寅次郎さん 

右 おいちゃん役 清水重良さん

この日、寅さんに紛した野口寅次郎さんはお昼から15時くらいまで

柴又駅から参道、帝釈天、寅さん記念館まで練り歩いているそう。

途中、フアンに囲まれて記念撮影に応じ、観光案内もしてくれる。

野口寅次郎さん プロフィール

 

依頼されたイベントで寅さんのものまね、漫談を披露

被災地の三陸へもいきました。

 

柴又で寅さんのものまねで観光案内をする「寅さんガイド」が

テレビ、新聞、週刊誌にも紹介。

野口寅次郎さんは、松竹,山田洋次監督からも公認を得るほどの

腕前とか。

当日は本物の寅さんが来た感覚を味わえること間違いなしです。

「寅さん」の聖地 葛飾柴又「寅さん記念館」  

 

一番の目玉は、撮影に使われていたものを移設した「くるまや」の

セット。

 

寅さんの実家での数々のシーンが繰り広げられた場所です。

建物外観はコンクリートの近代的な建物ですが、中に一歩入るとレトロな

撮影現場が再現されていました。

 

とらやの台所

 

三崎千恵子さん演じる「おばちゃん」は料理が上手でした。

寅さんの好物は① 芋の煮っころがし ② がんもどきの煮付け

寅さん
寅さん
俺の大好きなものばかり、おばちゃん気を使ってくれたんだなあ

ってご飯を六杯食べたとか。

葛飾柴又「寅さん記念館」 フーテンの寅さん聖地・矢切の渡しも | 国内観光500箇所

 

寅さんが持ち歩いているおなじみのカバン

 

中身は・・・洗面道具、蚊取り線香、暦、目覚まし時計、腹巻、

ダボシャツ上下、ふんどし、うちわ、はさみ、マッチ、トイレット

ペーパーなどです。

最低限の必需品が収められていました。

寅さん愛用のカバン | 三ツ木清隆 公式ブログ

タコ社長の朝日印刷所

 

そのまま撮影できそうなくらい、インクのにおいも漂っています。

主に、商品のチラシなどを刷っている町の印刷屋です。

 

タコ社長の妻と始めました。

妻の妹と見合いをして結婚することになったのですが、

結婚当日きたのは姉でタコ社長は仲人に借金があったので

断れずに今の妻と結婚しました。

とらやの庭に隣接している従業員のボロアパートもあります。

 

さくらとひろしの結婚式でタコ社長夫妻が仲人をつとめました。

やっぱり人情豊かな下町ですね。

寅さんの後ろに御前さまと一作目のマドンナ(御前様のむすめ)も出席。

うなぎやの「川甚」で。

 

柴又帝釈天のご利益とお守り

 

帝釈天は病難,火難、災難から守り悪いものを払いのけるといわれて

います。

厄除けお守り 600円 身守り 800円 金運お守り 600円

ぜひ参拝してしっかり強力なパワーをいただきましょう。

帝釈天で産湯を使い・・・水量が豊富で寺の創業以前から湧き出ていたと

いわれているこの御神水のことですね。

 

奇数月 柴又帝釈天 庚申

 

1月・3月・5月・7月・9月・11月 庚申(こうしん)の日

令和二年 庚申(こうしん)の日

初庚申 1月18日
二庚申 3月18日
三庚申 5月17日
四庚申 7月16日
五庚申 9月14日
納庚申 11月13日

毎月10日「寅さんの日」の他に一年に六回ある

「庚申の日」も大勢の人でにぎわいます。

縁日も普段はないような品物も並びます。

船頭さんの語り口が穏やか、「矢切の渡し」

 

帝釈天から5~6分で映画の中に出てくる土手があります。

そのすぐ先に江戸川が見えます。

台風19号で被災

 

2019年10月の台風19号による江戸川の増水で船着き場は水没、

土は大きく削り取られ、桟橋も流されてしまいました。

船着き場に行くと、全3艘のうち2艘のエンジンが盗まれて

いました。

資金なく、船頭さん達の必死の手作業で2019年12月14日に

運航再開しました。

3月中旬から11月末日 それ以外は 土、日 祝日 庚申日

雨天によって運休   運航している時は白い旗を掲げています。

出発時刻は決められていないようである程度の人数が集まれば出発です。

中学生以上 片道200円  子供100円

舟からは遠くにスカイツリーが見えます。

矢切の渡しの始まり

 

歴史が長く、なんと江戸時代の初期だそうです。

当時は江戸への出入りがきびしく、関所やぶりははりつけにされるような

時代でそんな中、江戸川の両岸に田畑を持つ農民が日用品の購入や

寺社参拝のために渡し舟で行き来できるように、とはじまったのが

矢切の渡しだったそうです。

寅さんの最終回は奄美でハブにかまれて死んでしまったのですが、

そんな寅さんを映画で復活させたのも、シリーズ化を後押ししたのも

熱烈なフアンの気持ちからでした。

寅さんたちの人情にふれたくなったら柴又に行ってみませんか。

 

ABOUT ME
yumiko
パソコン初心者のシルバーエイジです。自分で言うのもおかしいですが、それほど世の中の常識にとらわれることなく前向きなほうです。言い換えればマイペースです。猫2匹と暮らし、近所の犬とも無条件の信頼でつながっています。