渋沢の好物だったオートミールを加えたパスタとうどんを開発したのは、
創業80年の製麺会社、「江戸玉川屋」。
パッケージには40代と60代の渋沢のイラスト。
プロテインも配合。
異なる素材を組み合わせたのは、革新的な渋沢の考えにあやかったもの。
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渋沢栄一が食べていたオートミールってどんなもの?
「近代資本主義の父」と呼ばれた人物です。
実業家ならもっとご馳走を食べているのかと思えば、
意外と庶民的ですよね。
オートミールとは燕麦(えんばく)を脱穀して調理しやすいように
加工したもので、欧米では朝食の定番メニュー。
低カロリーでいながら食物繊維や鉄分が多く、スーパーでもよく見かける
グラノーラによく使われています。

別名はオーツ(オート)麦
人間のための食用より畑の肥料や家畜の飼料として多く使われています。
長い歴史がある麦
大麦を育てる際に一緒に生えてきた雑草が、大麦と似たような性質に
似てきたものらしく、年代をえて、作物の一つとして栽培されるように
なりました。
土壌を選ばず、育つことから、気候の厳しい地域に暮らす人々には
重宝されてきました。
北欧、ロシア、カナダなど日本では北海道を中心に栽培されています。
栄養豊富なオーツ麦
オーツ麦は、実にたくさんの栄養成分を含んでいる食材です。

《オートミールの売りである、特に優秀な六成分》
オーツ麦の健康効果とは?
① 腸内環境の改善
体内で消化した食物をスムーズに移動し、便通がよくなる効果が
期待できます。
② 血中中性脂肪と悪玉コレステロールを下げる・・・B-グルカン
③ 心臓疾患のリスクを下げる。
④ 血糖値のコントロール。
⑤ ガンの予防。
⓺ ゆっくり消化・吸収され満足感が持続。
⑦ 骨粗しょう症の予防・・・カルシウムは白米の9倍。
⓼ 肌の浄化、抗酸化作用。
⑨ 脳神経が正常に動く・・・ビタミンB群
⑩ 甲状腺機能のコントロール・・・ヨウ素
特に、エンバクに含まれている動脈硬化を抑える効果のある
オレイン酸は、他の麦類にはほとんど含まれないため、
エンバクの大きな特徴の一つ。
オートミールの売り上げがコロナ禍で急上昇
「ケロッグ オートミール」は無添加にこだわり、厳選された上質な
オーツ麦100%を原料とする。
白米ご飯と比べて糖質が約3分の1と控えめ。

《4月1日発売された「ケロッグ オートミール」330グラム 350円》
グラノラブームから約10年、コロナ禍に伴う在宅時間の増加や健康への
意識の高まりで、シリアルの
「おいしさ」「簡便」「保存性」「栄養バランス」が評価されています。
「江戸玉川屋」が発売した渋沢”スーパーフード”とは
ロングセラー「満さくうどん」を造り続ける乾麺メーカーの
「玉川食品株式会社」、今では都内唯一となった自社乾麺工場を持ち、
製造する新2商品は、2024年に新一万円札の顔にもなる渋沢栄一のPRを
目的とした
「東京北区渋沢栄一プロジェクト」の助成対象事業にも参加。
宮内庁の御用達品や、業務麺や給食麺(175校の学校給食指定)、
一般消費者向け商品を製造していたが、
コロナ禍で、休校による給食の中止や、外食の減少などにより
急激に売り上げが減少。
「オートミール&プロテイン パスタ/うどん」の特徴
昔ながらの独特な製法を引き継ぎ、人手間をかけた伝統職人技を
活かした商品開発をしてきました。
92℃以上の熱湯でこねる【湯ごね製法】と、一般的な乾麺の約4倍(24時間)
掛けてじっくり干す【熟成乾燥製法】により、透明感のある、もっちりとした
食感とツルっと滑らかな喉越しを実現。
渋沢栄一にちなんだ新商品は、 「オートミール&プロテインパスタ」と
「オートミール&プロテインうどん」、1袋100g 400円の2商品。
「渋沢栄一が愛したスーパーフードにプロテインをプラス」したことが
特徴の商品
単に渋沢栄一に便乗した商品が売れるというものでなく、
東京都北区という土地に根付いた企業であること、
渋沢栄一が晩年愛したオートミールといった、深いつながりを重要視した
商品を、
伝統的な職人技を用いて製造していることが成功の秘訣。
「小麦粉・オーツ麦・小麦たん白・食塩」のみを使い、無添加、
オーツ麦の配合量は30%。
100g当りのタンパク質含有量は、
パスタが16.7g、うどんが16.4gと、
食物繊維も2.8g含んでおり、主食として世代を問わず栄養素が
摂取できるもの。
王子駅前のサンスクエア1階、東武ストアの入り口に自販機
この自販機は北区に本拠地を置かれている企業や学校などで
作られている商品を集めた自販機。

最下段左に伝統の味を守る「トキハソース」もあります。
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