パソコンなどの普及で、字を書くことが減る中、
真(芯)の通った鉛筆作り一筋の開発者がいます。
創業70年の北星鉛筆は現在5代目社長と30人ほどの社員で
多くの独自商品を送り出しています。
して10年、創業70年記念商品「おとなの色鉛筆13」を発売。
鉛筆の製造工程で出るおがくずの再商品化事業に成功し、
リサイクルという活用方法によって切り開いてきました。
また、敷地内には使わなくなった鉛筆を供養する
供養塔や鉛筆神社があります。
下記クリックで好きな項目に移動します☆
「大人の鉛筆」鉛筆の芯を使ったシャープペン
鉛筆は小学校で卒業と思っている人が多いかもしれない、その常識を
見事にひっくり返したのが北星鉛筆です。
2011年の日本文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞
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《特徴》
◆ 芯が太いので安定して書くことができるのが不思議。
◆ ボディは木製で、重すぎず、軽すぎず、使いやすい。
◆ 木を削らず、同じ長さをキープできる。
◆ 落下しても内部で芯が折れにくい。
◆ 色乗りがよい。
こちらの口コミは・・・
削らなくて良いのでラクチンです。
色鉛筆を削らなくて良いのは、思ったより快適でした。
グレーがあるともっと良かった。
子供へのプレゼント
色鉛筆としては高価ですが発色もよく、
なにより削らなくてよいのが便利、 ギフトに最適です。
シャープペンシル型の色鉛筆は珍しく
コレクションには持って来いの商品だと思います。
総合評価4.60 でした。
おがくずから生まれたグッズ!
材料の40%が「おがくず」になり
産業廃棄物として捨てられていました。
木くずを粉砕する装置を自社で開発し、
おがくずを使った製品の開発・商品化することができました。
リサイクルおがくず粘土「もくねんさん」

木の粉末が練り込まれており、
乾くと木になる粘土です。
穴あけ、接着、切削など加工が
可能で処分も可燃ごみとして
捨てることができます。
土に埋めると土に帰ります。
乾くと木になる不思議な絵の具「ウッドペイント」
① コルク、紙、ベニヤなど木製のものにも直接描けます。
⓶ もくねんさんの色付け、混ぜ合わせて使うことができます。
③ ウッドペイントは水性です。
④ 筆やヘラを使って描くことができ
油絵のような風合いを出すこともできます
短くなった鉛筆「鉛筆神社」で供養してもらおう
敷地内に鉛筆神社を祀っている。
鳥居のかたちも鉛筆。
鉛筆のお墓もある。短くなった鉛筆は毎年ここで
お焚き上げをして供養している。

事務所入り口、案内看板、自販機まで、鉛筆がいっぱい!
供養祭では白髭神社の宮司さんが丁寧にお焚き上げをしてくれる。
ものには必ず寿命がある。大事に使って寿命がきたら、
ゴミとして捨てるのではなく感謝して供養する。
そうすることで、新しいものを長く大切に使う心も育っていく。
と、社長の杉谷さん。1年間で集まる鉛筆の量は
衣装ケース2箱分くらい。
お焚き上げの後、焼け残った芯の部分は供養塔に埋葬される。

塔には「我が身を削って人のため、鉛筆の道」
「短くなった鉛筆、ここに眠る」の文字。
最期まで大切にされている…。
さいごに・・・
日本人はほとんどの人が読み書きができます。
その根底には鉛筆がありました。
発展途上国のこどもにもっと多くの「教育の場」が
与えられたら鉛筆の需要はぐっと増えますよね。
こんな事もかいています、よかったらごらんください。
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